第194回 関東三土会(2017年10月21日)

総括


台風21号が近づいていましたが、そんなことはお構いなく会場は盛り上がっていました。

出品作品

浅川 さん
Parc Audio DCU-F121K+Aura Sound NT1204-8D
スピーカーユニットの特徴なのか前に出てくる音で、雰囲気の再生が得意な感じのスピーカです。低音も十分出ていました。パッシブラジエタータは2個使っていて、片側は塞いでいます。ウーハーはダイレクト接続で、ツィータは1.5μFで切っていますので8kHzくらいでクロスさせています。
箱の内部に300ccくらいのゴムの塊が入っているとのことです。これがどのような効果があるかは不明とのことでした。また、吸音材として通常のものの他に、砕いたコルクも入れているとのことです。
アンプは、LM3886ICアンプで駆動しています。ラインアンプは、ぺるけさんの回路をオンニョさんが若干手を加えた回路で、ゲインが10dBだそうです。
出品者のコメント:
皆様ご清聴ありがとうございました。
函体は第190回で紹介したSB Acoustics SB12NRX25-4を入れ替えしただけです。バッフル口径はほぼ同じということもありParcAudioDCU-F121Kを試してみる価値があると思いました。
普段の音量よりはるかに大きい音量でどの程度出せるのかを知りたいという狙いもありました。それで落ち着いた音楽ソースは使わなかったということがあります。その結果函体の函体の振動は私なりに評価すれば比較的少なかったといえます。
ゴムのブロックは制振効果が期待できます。その位置はユニットの真下に固定してあります。学術的根拠等はないのでこれがベストかどうかについては言えません。勝手な持論を申せばバッフル面を振動の支点と考えると近いところが振動しにくいのではないか?ということです。長文で失礼しました。
塩沢 さん
Markaudio Pluvia7 36L ZWBR スピーカ

10cmのユニットを大きめの箱に入れたときにどのような音になるのか作ってみたとのことです。
箱が大きいせいか、低域から高域までバランスが良く、落ち着いた余裕のある音のように感じました。どちらかというと、楽器を中心とした音楽の再生が得意な印象がありました。

pdf資料はこちらです。
出品者のコメント:
久しぶりの三土会参加でした。当日は雨がひどければ持ってゆくのをやめようかとも思いましたが小ぶりだったので何とか持参することができました。10pのフルレンジですが36LのZWBRに入れてみると13pのPluvia11に比べると40Hzで約3dBほど低域は下がります。町田オフ会の会場は20人規模の音楽室で三土会の会場はひろく和室と環境の違いで音の感じが随分と変わりました。
肥後 さん
LTSpiceによるフォノEQ

入力にwavファイルを指定すると、出力にwavファイルを返してくれる機能があるそうです。これを利用して2分間分のデータを作ってみたとのことです。
このシミュレーションの音と、実際にイコライザーアンプを通して取込んだ音を際してみました。イコライザアンプを通した音の方が、聞き慣れているせいか少し自然のように感じましたが、思ったほど大きな変化はなく、LTSpiceでここまでできるかと驚きでした。

pdf資料はこちらです。
出品者のコメント:

石田 さん
Jazz Live録音

PCMーD50をピアノの近くに置いて、ノーリミッターで録音したとのこと。本格的には録音できてはいないですが、生録音は臨揚感があっていいです。
また、自作のインシュレータの紹介をして頂きました。簡単かつ安価に作れて、効果が大きいそうです。

pdf資料はこちらです。
出品者のコメント:
 録音の方はさすがにワンポイントは難しいですね。まあ記録程度です。

 自作インシュレータは安いので面白いかも。
岩野 さん
RAS DAC Pro

HiFiberry DAC Plus Pro仕様のものを作っています。DAC側をマスターにして、RaspBerryPiをスレーブにすることで、I2S信号を安定化しています。また、アナログ、デジタル、水晶を別のLDOにしており、音質向上を図っています。
制作するには、デジタルとI2C用にアイソレータが必要です。PCM-5122を実装予定ですが、PCM-5142も積める設計だそうです。
オーディオに使うことを考えた設計になっているため、音源としてかなり優秀なように感じました。
来年1月頃には、製作会を計画する話が持ち上がっていました。
出品者のコメント:
ラズパイをDACの第4弾 RAS−DAC+ PROです。
今までは、ラズパイがマスターでBCLK、LRCLKを出しておりましたが、
ラズパイをDACのスレーブにして、DACの水晶からの綺麗なBCLK,LRCLKで鳴らします。
私には、ラズパイのドライバーソフトは作れませんので、 HiFiBerry DAC+ Pro互換のハードにしました。
それだけでは詰まらないので、デジタル信号は全てアイソレータ経由です。
音声再生ソフトは、 VOLUMIO2,RUNEAUDIO,MoOde Player等、色々とサポートされております。
基板の配布、部品の共同購入、みんなで製作会も考えております。
LOG ATT V3 さん
LOG ATT V3聴き比べ

実装している抵抗の違うものがいくつかできあがってきたので、聴き比べをしてみました。
抵抗のメーカーの違いによる音の変化が意外と大きいです。設定抵抗値の違い(5kΩ、10kΩ、50kΩ)よりも使用する抵抗の違いによる音への影響が大きいように感じました。
TAKMAN REYは、おとなしめの落ち着いた音です。BISPA LGMSFは分解能が少し上がり音場が広がります。
出品者のコメント:
TAKMAN REYとBISPA LGMSFを帰ってから再度聴き比べてみました。
TAKMAN REYを使った設定抵抗値が5kΩのものと、BISPA LGMSFを使った設定抵抗値が5kΩのものを使いました。
やはり、TAKMAN REYは落ち着いた音で、人の声が前に出てくる傾向があります。そのせいか、左右よりも中央の音が目立つようになります。
BISPA LGMSFは中央の音が若干控えめになる分、左右の広がりが出るようになります。また、若干繊細な感じがあります。そのせいか、音の分解能があるような印象になりました。

スナップショット


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