関東東海各地から30名弱の方に参加頂き無事盛大に開催できました。
飲み物など多くの差し入れを頂きました。ありがとうございました。
スケジュール
12:00 設営開始
14:30 開会の挨拶作品テーマ "半導体フル・ディスクリートアンプ" 大会
19:00 夕食 大会当日の夕食提供:妙法寺さま
19:30 オークション
21:30 審査結果発表表彰式
21:40 自慢大会及び希望者のアンプ性能測定(高間さん)
前回に続いて妙法寺のお部屋をお借りしてのお寺大会でです。 今回の課題は半導体フル・ディスクリートアンプです。
いよいよ本番・・・
要するにヘッドホンアンプです。インピーダンス整合用に出力トランスST67Bを使用します。
1年前にヘッドホン大会があり、その時に制作した物をもとに製作。どっしりとした音がでます。
部品が揃えば調整は簡単にできます。
非常に安価なキットで、FET(IRF250)を使用している。真空管をそのまま半導体に置き換えたようなアンプ。 LR2枚の基盤が大量に配置されている!!?
先週三土会に出品した物をアップデート。 バイアスが安定せず発熱するので、強制空冷のファンを付けた。発振マージンUPで部品追加。
出力はおそらく20Wくらい。低い音が伸びている。能率の良いスピーカーならかなり使えそう。
SONYが発売した3極管の特性を持ったVerticalFETを昔手に入れたのでそれを使用。 初段は2N3954、ドライバ段は2SA607を使っている。バイアス電流自動調整回路を使用。 電源投入時にノイズが出るので、タイムリレーを使ってノイズが出ないようにしている。 ヒートシンクは大きな物をノコギリで2つに分割して使っている。 トランジスタ用のトランスは安価で手に入る。シャシーも安価な素材を使用した。
2480円のアンプ:キットと350円のスピーカー保護回路、あとは手持ちの部品でケーシング。 12ボルトの3端子レギュレーションにあわせて作動をしないようにしている。 出力は100Wとあるが…
何時もの様にケースは3Dプリンタで作成安定感のある良い音が出てました。
剥き出しのある意味かっこいいアンプ。トランジスタをパラで繋いでいる。出力7W程度。
ユニバーサルアンプ隼鷹。今回は真空管を使ってはいけない。 というレギュレーションなので、真空管の部分をそっくり入れ替えた。 一見真空管アンプに見えるようにヒーターに明かりがつくように演出している。
東海地区で年2回開催している例会で提出した物をした改修したアンプです。 両脇にヒートシンクがあり、正面パネルにはVU計があって機能美が素敵。
5年ぐらい前に三土会に持ち込んだもの。10W×2
10数年前に作成したアンプだが、入力切り替え回路に3端子REG・ロジックICレギュレーションにあわせて改造している。 出力28w。窪田式MosFET 0dBアンプにドライブアンプを繋いだ。
手慣れた設計製作技術で大音量で鳴らして頂きました完成度の高い素直な音だったと思います。
蝦名さん設計の基盤を4枚使いBTL接続とした50W出力アンプ。 巨大な放熱板に相応しい余裕のサウンド大出力アンプの本領発揮といったところでしょうか。
MSFETはソースフォロワにするとソース抵抗なしで使えるし出力インピーダンスも 0.2Ω程度(Sの逆数)と一定なので、NFBで無理やり出力インピーダンスを下げるより ソフトな音が出てくれるのではないかと思っています。そのうち実物を作って例会に持ち込みます。
お寺のご厚意でいただいているカレーを夕食としていただきました。
高間さんがアンプの特性を測定してくださいました。