初参加の方7名を含め40人以上が集合し、にぎやかな会になりました。
今回の課題は、入力段に半導体を使用し、出力段に真空管を使用したアンプでした。 力作が24台も集まり、大いに盛り上がりました。
・説明: ●
垂直偏向管 10JA5 PPユニット搭載。 実装に工夫のあるユニバーサルアンプ。 参考になる実装形式です。 選曲がナイス。 歪み感が少なく、力のある音でした。
・説明: ●
加藤さんに教わりながら作られたとのこと。 初めて作ったとは思えない良い音でした。 クリアな音で、立ち上がり感がよく、ジャズ向きの音でしょうか。
・説明: ●
任天堂のゲーム機「Wii」をイメージしたという縦型シャーシがユニーク。 明快で歪み感がなく、バランスの良い音でした。 人の声のサ行が荒くならず、聞きやすかったです。
超三アンプを差動プッシュプル化した斬新なアンプ。 出力が小さくて大編成は厳しいと謙遜されてましたが、なかなかの鳴りっぷりでした。 女性ボーカルの声がちょっと荒くなるが、これが鮮度の高い印象を与えている感じ。 音の広がり感、奥行き感がありました。
・説明: ●
15年前に作られたアンプを再調整したとのこと。 クリアで奥行き感、広がり感が良好。 女性の声がやさしく聞こえていました。
さすが宇多さん、しっかりと自分の音を出してました。。 クリアでありながら厚みのある音で、奥行き感、広がり感とも良好でした。
・説明: ●
刺激的な音のしない、まったりアンプ。 広がり感はあるが、ちょっと平面的だったかも。 分解能は良好でした。 聞いているうちに、高音が伸びてきた感じ。
・説明: ●
有名な(?)、超三製作指南ページを参考に作られたとのこと。 超三らしいふくらみのある音でした。
・説明: ●
CasComp回路を採用したアンプ。 端正な音でした。
・説明: ●
フィリップス君ドライブのアンプ。 ダルマ真空管風の半導体モジュールがすばらしい、本職の技が光る加工(だけど痛アンプ)。 バランスは良好でしたが、音の伸びが若干不足だったかも。
・説明: ●
立ち上がりがよく、力のある音でした。
・説明: ●
入力トランス、段間トランスを含め、トランスをすべて自作したアンプ。 奥行き感、広がり感があり、やさしい音でした。
蝦名さん設計のドライブ基板を搭載したアンプ。 分解能が高く、うるさくならない音でした。
・説明: ●
LME49810を採用したアンプ。 端整で押しの強い音でした。
・説明: ●
トリタンの真空管(SV811-3)を内部にもつ行灯アンプ。 痛すぎです。 分解能が高く、うるさくならない音でした。
・説明: ●
12AT7をFETに置き換えただけという猫のベッドアンプ。 ほんの少しサ行が荒くなるが、力強い音でした。
・説明: ●
2009年5月に開催した関東三土回100回記念大会に触発されて作られたとのこと。 手作り部品のアンプとは思えない普通の音で、違和感なしでバランス良く鳴っていました。
・説明: ●
幸せの波動水の効果で良い音に?! 余裕があって前に押し出す感じの音でした。
・説明: ●
個性的な外観のアンプ。よい子は真似しちゃいけません。 屈託なく鳴っていましたが、音量が上がるとちょっと煩くなる感じがしたかも。
・説明: ●
BARのBGM用に作成された、材料費3万円のアンプ。 うるさくなく自然に鳴っていました。
・説明: ●
6C33C-Bを4本使用した大型アンプ 綺麗に鳴ってましたが、少し神経質な音だったかも。
うるさくならず、押し出し感があり、濁った感じがない良い音でした。
・説明: ●
小型MT双三極管を使用したアンプ
トランジスタの数を減らすことで音の新鮮さに気を使ったアンプ。d
今回は、観客から審査員を3名選んで、審査をしていただきました。 鈴木さんと石井さんのアンプが栄えある入賞となりました。
以下、審査員の方からのコメントです。
★鈴木さんのアンプ
★石井さん
最後に、審査員の方に審査の感想を伺いました。
課題部門のあとも、夕食、オークション、そしてなんでもありの試聴会が深夜まで繰り広げられました。
皆さん、お疲れさまでした。