6V6アンプの条件
大会参加のみなさん、これだけは守ってくださいネッ
- 6V6 アンプとはっ!
- 出力段に 6V6 または同等管を使って、ダイナミック型スピーカーをステレオで駆動してください。
モノラルアンプ 2 台でもおっけぃです。
- 電源
- 商用 AC100V で駆動してください。2P コンセントで供給します。
特殊コンセント、特殊電圧を使いたい人は、変換するための道具を持ってきてくださいねっ
- 電源スイッチ
- 手で操作できる電源スイッチと安全装置、パイロットランプを付けてください。
安全装置はヒューズでもブレーカでもおっけぃです。
なお、パイロットランプとは、
「火傷などの事故を防止することを目的として、装置の電源が投入されていることが
一目瞭然に判別できるための部品」だよ。
- コネクター
- RCA ケーブルと、バナナプラグが付いたスピーカーケーブルを使います。
特殊コネクターを使いたい人は、変換道具をもってきてくださいねっ
- レベル調整
- 音量が調節できるようにしておいてください。
外付けアッテネータでもだいじょうぶです。ただし、自分で持ってきてくださいねっ
- 回路方式
- 回路方式は何でもおっけぃです。
シングルでも、プッシュプルでも、OTL でも、デジタルでも。
ただし、6V6 がダミーなのはダメ。スピーカーに直流が流れ続けるのもダメです。
- 電源回路
- 商用 100V で直接回路を駆動しちゃダメです!
トランスやスイッチング電源などの電源回路で絶縁してねっ
ど〜〜しても AC100V で直接駆動したい人は、絶縁トランスを持ってきてください。
- 回路保護
- ほかの機械を壊さないでっ!!
入力回路にバイアス電圧が出る場合は遮断してくださいね。
スピーカーに直流電圧がかかる場合も同じです。
プレイヤーやスピーカーを壊した人は・・・・ふふっ
- 出力
- 聞こえない!では寂しいですよね。
2W 以上出れば、十分です。最低 0.5W くらいかな。
ただし、0.5W に満たないから出場できないわけではありませんよ。
- 入力感度
- 市販品 CD プレイヤーと同等の入力を目安にしてください。
「俺は低感度アンプが好きなんだ!」という人はラインアンプかプリアンプを持ってきてくださいねっ
- 残留雑音
- 音楽を聴きましょう!
音楽鑑賞に耐えないほどノイズが出ちゃったら、なんとかしてください。
発信しちゃった場合もねっ。
- アンプの状態
- 感電事故が起らないように配慮してください。
高電圧回路を露出させちゃイヤです。危険表示だけじゃなくってカバーをつけてくださいねっ。
コンテストが終わったら、スリルを味わいたいんだ!という人は、大会の時だけカバーをつけてください。
- 起動時間
- 2 分以内に起動してください。
暖機運転が必要でもいいですけど、試聴場所以外で暖機してから移動してもらうので、
電源再投入から2 分以内で起動してくださいねっ。
時間内に安定しない場合、そのまま試聴に入っちゃいます。
コンテストクラス
コンテストのクラスは 2 つです。
エントリーするときに、どちらのクラスで勝負するか決めて下さい。
- 3万円アンプの部
- 部品代 三万円 以内で造ったアンプ
はじめてアンプを造る人にもお勧めです。
買い集めた部品代金の合計を計算しておいてください。
手持ち部品や、特価部品を使った場合は、新品値段に換算して下さいねっ
会製作の標準アンプは 三万円アンプです。
もし!予算三万で造ったのに、ちょこっとだけ予算オーバーしちゃった場合は・・・・・
「これは三万円だ!」と言い張ってください。
ど〜〜見ても三万に収まっていない場合、フリースタイルに移動です。
- フリースタイルの部
- 出力菅が 6V6 であれば、なにをやってもおっけぃです!!
どんな部品を使っても、いくら予算をかけてもだいじょうぶ。
きっとハイレベルな戦いが繰り広げられることでしょう。
ただし、「6V6 アンプの条件」は順守してくだいねっ
- 市販アンプ改造の部
- 出力管に 6V6 を使用した市販アンプの改造
改造元のアンプは、出力管が 6V6 であればなんでもおけぃ。
長年愛用してきたアンプであっても、オリジナルが 6V6 互換球だったものを、6V6 に差し換えても大丈夫。
市販品をそのまま持ってきて、「無改造という改造です!」と言い張っても大丈夫です。
あなたが愛するメーカアンプの魅力を見せ付けてください。
市販品であれば、まず気にしなくて大丈夫でしょうが、「6V6 アンプの条件」を満たしていることを確認しておいてください。
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