本日、行ってきました。セミナーでヘッドフォンフォン再生に最適な音像を作製するには、と芸大の先生が紹介した耳への音の経路差です。言われてみれば、耳へ到達するまでの音の解明はまだ、研究段階だそうです。
先生曰く、到来音波が正面からθのところから来る平面波の場合。人の耳は左右離れているので経路差ができる。この経路差の直線成分はr*sinθ、回折部分はr*θとなる。回折は音波の周波数で異なり低周波ほどよく曲がる。図ではざっと円形で半径rで近似している。…ということは、人により頭蓋骨により、同じ音でも違う音に聞こえるのだろう。丸い頭の人、四角い人、平面頭?の人。さてあなたはどんな頭蓋骨??