ISOのME-225をシャーシーに「取付けたあと」、念のためにショートの有無を確かめたらなんと一次側が「0.8Ω」でした。ヒーター巻き線の抵抗値に近く「なんでだ?」とPLITRONのデータを検証すると「そんな低い数値」にはなりません。製造後の「検査」を示す添付書類はなかったので、慌てて造って発送したのだろうか? 今までで一番の「驚き」です。
本村さん、皆さん、こんばんは。ISOのME-225の容量は250VAですね。最大負荷時の1次側電流は2.5Aです。この時、一次巻線抵抗が0.8Ωとすると損失は5Wになります。全負荷時の2次損失も大体同じで5W程度でしょう。鉄損が10W(ちょっと多過ぎ?)とすれば全損失は20Wとなります。250VAのトランスで最大負荷時の損失が20Wは妥当な値ではないでしょうか。少し多過ぎるようですね。一次抵抗はもっと少ないのではないでしょうか。
100VAの一次側巻き線抵抗は、4Ωそこらです。一次側は100V/120Vをつなぎ変えてつなぐ「2つの巻き線」があります。100Vで使うときは「2つの一次側をパラレル」にします。トロイダル構造でパラレルだと、一次損失は2.5Wということでしょう。仮に5Wの損失を見込めば「ME-225では0.25A/0.8Ωは何か、おかしい」とおもえます。20Ωくらいになるはずでは?
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「0.25A/0.8Ω」でなく、「2.5A/0.8Ωは,,,」の筈でした。一次損失が5Wなら、2Ω。2.5Wなら、1Ω? 損失がトロイダルよりも少ないとはちょっと、おかしいような気がする。
本村さん、皆さん、こんばんは。「PLITRON」はトランスのメーカーで、ここの100VA電源トランスですと製品名454707-02ですね。1次100V巻線が4Ωで、これが並列で2Ω。定格負荷時の1次電流が1A。すると1次巻線の抵抗損失は2W。定格負荷での2次巻線の損失を2W、鉄損を4Wと見積もると、全損失は8Wとなります。100VAのトランスとしては少々損失が大きいようですが、1次の120Vの巻線が無駄になっていますので、その結果かも知れませんね。これ程度でしょうかね。正確に測定してみないと分かりませんが。トロイダル形は励磁電流が小さいことは確かでしょうが、他の定格は設計次第だと思います。
本村さん、皆さん、こんばんは。ISOのME-225は、どうされましたか?多分、正常に働くと思いますが。