手づくりアンプの会関西支部(和智貞行支部長)のまたの名は関西アンプの会ともアンプの会関西ともいいます。本名が長ったらしいので、みなさんお好きな呼び方をしています。名前はさておき、会のいや関西支部の第62回目となる、恒例の秋のオーディオ試聴会は10月11日(土)、前年に続いて神戸市中央区港島中町7、TOA・PIビ ルのジーベックホールで開かれました。手づくり機器を持ち込み発表したのは委任を含めて16人、試聴会の運営進行に携わりながら試聴したのは6人でした。メインイベントは、地元・神戸出身、新進気鋭のサクソフォニスト酒井希さんを招いて、サクソフォンの生演奏をしてもらうと同時に、その場で録音し、TOA(株)の誇るスタジオモニターME-50FSで再生して、再生音と生演奏との間に差がみられるのかーなどの意欲的な音響実験を行ったことです。録音はTOA・栗山公志氏に全面的協力を仰ぎました。驚いたのは、バッハ/小フーガ(BWV578)を最初にバリトンサックスで演奏し録音、次にバリトンサックス演奏を再生しながらアルトサックスの生演奏をかぶせて、ひとりの奏者による二重奏が奏でられたときです。運良くリハーサル時にこれを聴きました。終わると同時にその場に居合わせた数人から一斉に拍手が上がったのです。ME-50FSのセンターにアルトとバリトンがきっちり定位し、ひとりしかいないのに音は二重に聴こえてくる不思議で素晴らしい演奏だったからです。ところで音響実験を思いついてTOAに働きかけたのは、和智支部長です。でも運悪く当日はがん手術後の治療と重なり、ホール到着もゆっくりでしたので、驚きの二重奏は聴き漏らしています。で、この場を借りていわせて下さい。「早よ治って下さいヨ。みんなで会をもっと盛り上げていきましょう」最後に、音響実験後の酒井さんと栗山さんを囲んだ集合写真を以下に掲げます。次に試聴したアンプ群とスピーカー群の写真、さらに発表順に出展者とたいへん簡単ながら機器の説明を付して報告を終えます。
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