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(826)03/25_08:54
有難うございました (まるぼうず)

大変丁寧な説明で分かりやすかったです。
(1)超三結回路以外の、オールオーバー負帰還がかかった回路では、それがリニアライザの役目をしているので、SiD は不要である。
(2)聴感上、この SiD を入れることにより、シングル、プッシュプルにかかわらず、帯域の伸びが感じられる(ことがある)、ということですね。
また貴 HP をじっくりと読んでみます。


(827)03/25_09:57
すこし補足しますと・・・ (うーだ@茨城)

前記の (1) リニアライザ (2) ストッピング・ダイオード (SD) ともに超三結特有のものではなく、一般回路にも適用可能です。

(1) やや癖のあるドライバー段 (ex. 12BH7A) の非直線性にて、終段 (ex.2A3 等) の非直線性を打ち消す、伝統的な無帰還回路構成なども同類と考えられます。
(2) 終段差動回路のカソード回路に挿入された定電流素子、および一般のプッシュプル回路にて中点タップに挿入した SD または所謂センターチョークとが類似の効果をもつ可能性があります。 


(821)03/22_16:53
トランスレスのヒーター回路について (satake@NC) 返信

どなたか詳しい方、教えて下さい。
超三結アンプの葛原様のレポート(下記)をWEB上で拝見いたしました。
http://homepage.mac.com/ryomasuda/VT/Katsuhara/STC/index.html
38HE7のアンプがトランスレスで極めてコンパクトにで来ていることに感心し、同じように作ろうと思いパーツを集めています。ところがふとヒーター電源回路を見ますと、12μFの交流用コンデンサが入っており、日本の50Hz100Vの仕様になっているのではないかと思い、昔習った回路理論の教科書を見ながら、検算いたしました。動機は、こちらノースカロライナ州の電源128V60Hzに合わせるためです.

葛原様の回路で使われている、12μFは、38EH7x2+6U8x2のヒーターとシリーズにAC100V50Hzにつないでいます.ヒーター定格は450mAですが、実際に作られたアンプで、ヒーターに流れた電流値は幾らでしたでしょうか?問題無かったのでしょうか?

何か私の計算が間違っているかもしれませんが、コンデンサ容量Cの計算式を、電源電圧E,ヒーター電流I、ヒーターの抵抗値R,電源周波数fとすると、C=1/{2*3.14*f*((E/I)^2-R^2)}.となりました.E=100V、f= 50Hz、I=0.45A、では、30μFほど必要です.C=12μFでは、100Vで304mAしか流れない計算結果になりました.128V60Hzでは、13μFで約450mAになりました.どなたか、コンデンサ容量の計算式等を教えていただけましたらありがたいのですが、宜しくお願いいたします.



(822)03/24_12:43
Re:トランスレスのヒーター回路について (村田@熊本)

satakeさん、皆さん、こんにちは。
WEB上の容量は丁度1/2になっているようですね。25uF@60Hz、30uF@50Hzになるようです。
>128V60Hzでは、13μFで約450mAになりました.
これで良いと思います。


(807)03/08_21:31
超三結の発振対策 (うーだ@茨城) 返信

佐武さん こんにちわ
 超三結 V1 の初段〜帰還段に 6U8A/6EA8/6GH8A などの 9AE 口金接続 (Basing diagram) 三極五極管を使った場合に固有のトラブルのようです。 これを高周波関係では「飛びつき発振」と言っています。 帰還段に独立三極管を宛てた 6EJ7-12AX7-6550 構成の超三結 V1 等では容易に発振せず、下記のように原因を特定しました。

● 超三結 V1 回路では、出力管 P〜三極部 P が接続されています。 
● 9AE 口金接続では三極部 P が初段 G1 とは隣のピン、ソケットも加わり微少容量をもちます。
● 信号的には出力管 P〜三極部 P および初段 G1 は同位相、微少容量にて結合し正帰還します。
● プッシュプル回路でも p-k 分割位相反転で発振、ピン配置の改良版が 6AN8 だそうです。 

対策その他です。
(1) G1 インピ低下: 9AE 口金接続では三極部 P 〜初段 G1 は隔離できません。 そこで入力調整用 VR 値の減小、C 並列接地等による G1 のインピ低下にて結合を減らすも、入力仕様および高音低下の限界があります。

(2) 隔離:三極部を別の球にすれば初段 G1 から隔離されて結合が減り発振がとまります。 初段の NPN Tr 化にても隔離の効果が得られるも、バイアス付与および安定化などの C/R 等を要します。

(3) 初段ゲイン:発振には初段ゲインも関係します。 ただし試作例によれば 6CB6/6AH6/6EJ7 などの独立 high GM 五極管初段では三極部が別の球であり、容易に発振しませんでした。 

(4) 終段関連:発振には終段出力管も関係し G1(〜500ohm) および P(〜20ohm) の R 直列挿入またはフェライト・ビーズ通貫の発振止めも有効ですが、上記 (2) ほどの効果はありません。

もし、何かありましたらどうぞご質問ください。 


(808)03/09_09:46
発振しない複合管 (satake@NC)

宇田さん 詳しい対策の説明を頂き有難うございます。
9AEの口金接続では、Pg1とTpに容量結合で大振幅の出力管のPに同位相で結合し、しかも5極部のゲインが高く過ぎて、正帰還で発振するということですので、6GH8Aについては改善策も成功の見込みが低そうですね。と言うことは、容量結合の小さい場合にはトライする価値があるということだと理解しました。TUNG-SOLのデータシートで見たところ、口金接続9DXの6JV8は、Pg1とTpの間の容量結合が0.012pFと極めて小さく(御紹介いただいた6AN8のPg1とTpの結合容量は0.02pFより小さい) 、おまけに、1本$3で安いのです。使える可能性はあるでしょうか?
   それとも、複合管では、やっぱり難しいのでしょうか?私のシャーシーは穴あけが大変なので、複合管を用いるか、初段をTrにするかの二者択一を考えています。



(809)03/09_17:04
未実験でしたが、発見も (うーだ@茨城)

その一群の球を実験しておらず、的確なお答えができずに残念です。
6JV8 なら良さそうです。 ついでに同じ 9DX の 6AW8/-A を、古い全日本真空管マニュアルで参照したらシールドなしにて 0.006pF とあり、さらに少なくなっています。
実験してみましょう。 素晴らしいヒントを戴き、ありがとうございました。


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