(890)09/30_23:46
カソフォロ球のμの影響 (う〜だ@茨城)
Satake@NCさん こんにちは。 すこしゴチャゴチャします。
(1) カソフォロ段のプレート(Pk) を終段プレート(Pf) に接続すると、Pk には終段のミュー(μf)で増幅された信号が加わります。
(2) 一方カソフォロ段のプレート電圧の変動をグリッド側への入力信号振幅に換算すると、カソフォロ段のミューを μk として 1/μk に相当します。
(3) 結局、カソフォロ段への入力信号は μf/μk に影響され、(μf は固定として) μk が大では NFB量 は少なく、μk が小では NFB量 が大です。
従ってμ=20 前後の 6CG7/12AU7/12BH7A に比べて μ=6.5 の 12B4A では三倍キツイ NFB が終段にかかり、過制動になります。 12AX7 (μ=100) では大甘です。
(4) スピーカの個性やエンクロージャ方式も関係し、緩いスピーカの制動強化に応用できます。 なお、超三結V1の帰還管も同様な関係にあります。
(891)10/01_10:51
無題 (satake@NC)
うーださん、
Satake@NCです。
有難うございました。よくわかりました。
(884)09/29_07:27
無題 (うーだ@茨城)
Satake@NC さん こんにちは。
私の 300B 準超三結では Ebb=380V 程度です。 はじめから安定稼動としたく、カソードフォロワ出力の C/R 結合にしました。
カソードフォロワ・ドライバーは、プレート耐圧が不安で最初は 12BH7A、次に 12B4A でセーフ、12AU7/5814/5963 もセーフでこれに落ち着きました。
カッブリング Cc の耐圧は信号振幅が結構大きいから要注意ですね。
(885)09/29_13:24
B電源が515VでPK間が380Vはどうでしょうか? (satake@NC)
うーださん、
いつもお世話になります、ピンと直ぐ応答を頂き、地球の裏側にいる気がしません。有難うございます。うーださんの実験された12BH7Aはスペックシート上のDC耐圧は450V、12B4Aは550VでACはそれ以上だということだということですね?一応だめもとで、まずは直結で、6922を試験したいと思います。だめなら12B4Aを使おうと思います。300Bが暴走しないように定電流コントロールの対策を採って、発振対策をしっかりとってやりたいと思います。うーださんのWebレポートの場合には、2A3と300Bの両方を載せられていますがで、発振対策はいかがでしたか?
(886)09/29_17:40
P-K 間の・・・ (う〜だ@茨城)
380V には自信ありません。 私の場合、正直に申しますと P-K 間耐圧が危ないなと見込み、C/R 結合にて問題を回避したのです。
次に発振対策ですが カソ−ドフォロワ・ドライブで終段グリッドの対地インピーダンスが低く容易に発振しない、と「度胸」の無対策でもセーフでした。
さて 12B4A ですが、P-G NFB が効きすぎてスピーカによっては低音不足、カソ−ド・フォロワ段のμの音質への影響を実感、12AU7 に戻しました。