(975)06/12_01:58
グーですね。 (宇多@茨城)
(1) モード定義と構成
超三結 V1 回路では、一旦動作点を設定できればまずは再調整は不要なので、単に調整方法の手順を示すに留まり、調整モード/運転モードとしては特段に定義してこなかったのですが、どうも必要ですね。
動作点調整中には事故発生と同じ状態を起こし得ることではあるし、さらに障害発生時には終段管を保護したいので、上記二種類の「状態モード」の定義が、設計製作にも、運転操作にも、理解の助けになるでしょう。
ただしこのモードの概念は「リレー方式」または野田様の「SCR 方式」に適用可能であり、ツェナー Di + LED 方式では表現に工夫が必要と思われます。
とりあえず「リレー/SCR 方式」による超三結 V1 アンブの二種のモードを、二回路二接点スイッチにて実現する際の必要条件をまとめました。
● 調整モード
一番 SW は、異常検出信号経路を off にして保護機能を適用せずに異常状態を許容する。
二番 SW は、異常検出状態のリセット機能を on にして有効とする。
● 運転モード
一番 SW は、異常検出信号経路を on にして保護動作を有効とする。
二番 SW は、異常検出状態のリセット機能を off にして無効とする。
(2) ご教示ください。
NO. 974 の回路図ですが、それぞれの SCR の下に逆流防止兼 or 回路の diode を挿入して合流し、その下はフォトカップラを共用して一個にできないでしょうか?。
(964)06/10_21:00
保護回路 (内田@群馬)
野田さん、はめまして、会員になって5年になりますが
いまだ超3アンプを作った事が無い内田@群馬です。
超3アンプ回路は解かりませんがSWレギュレータでのヒーター点灯や
保護回路機能付き電源回路等私の好みの回路ですね、以前6V6GTの
差動直結回路で電源ON時に出力管を過電流で壊した事があるので、
その時は保護回路の必要性を痛感しました、今度また直結回路でアンプ
を作る時は取り入れたいです。
(965)06/10_22:51
re:保護回路 (野田@愛媛)
内田さん、はじめまして、リプライありがとうございます。
そうですね。この回路でオリジナルかなと思うのは気に入っていただいた(!?)保護回路ですね。終段を保護するには上條さんや宇田さんのHPでカソード電圧を監視してB電源をリレーで切ったらいいとわかったのですが、リレーのコイルの内部抵抗などの関係で一般化しにくいと思ったので、コンパレータで電圧を監視してMOS-FETでスイッチングすればいいかなと思いつきました。コンパレータやMOS-FET、サイリスタはすべて秋月の通販で購入できるもので、全部で\300ぐらいでできました。2SK3234をFQPF3N90に変えると\200以下でできそうです。他の回路でも抵抗の値を計算して変更するだけで使えると思いますので、私の自作回路の標準にしようかなと思っています。ただ問題なく動作していますが、文系人間の素人設計なので、これで本当によいのかはわかりません。誰か検証していただけたらいいなと思います。
(970)06/11_02:51
ご検討を・・・ (宇多@茨城)
(1) 独立二系統を
過電圧検知〜表示回路は L/R 独立二系統の設置が吉でしょう。 どっちのアンプで発生したかを区別でき、なにかと便利です。
(2) リセット可能は問題かも
動作点調整では過電圧を検知して戻すのでリセットしたいですね。 ただし連続運転のモードでは、リセットできない回路の方が安全です。
事故原因追求なしのリセットは、さらに大事故を誘発しかねないです。 私のリレー制御方式が「自己ホールド」の理由はそこにもあります。
調整モード/運転モードの切り替えなし、リセットなしでよいかも。・・・結局、私の自家用アンプはツェナー Di+LED の簡易方式です。
(973)06/11_21:44
ヒータのSWレギュレータ点灯 (野田@愛媛)
ヒータのSWレギュレータ点灯は別にそれを試そうとねらったわけでなく、ヤフオクで落札できたあの回路にあるトランスが、ヒータ巻線が6.3Vだけだったので、手元にあった8B8を使うにはどうしようかなと考えて、倍電圧整流して三端子レギュレータで電圧調整すればいいけど、ロスが多いし、トランスも倍電圧整流したら余裕がないと思ったので、効率のよいSWレギュレータにしてみました。ノイズが心配でしたが、私の駄耳では特に問題は感じられませんので、よしとしています。そのついでに、抵抗1本追加するだけで電圧を切り替えできるので、11BM8も対応できるようにしてみました。