(998)09/11_00:06
注意点1 (野田@愛媛)
自己レスです。
この保護回路は異常のLRの区別ができるようにはなっていますが、注意点があります。終段のカソード電流が設定値より大きくなったことを検出しているので、カソード電流が小さくなる異常(エミッションが低下するなど)があると、全体の消費電流が少なくなって、B電圧が上昇し、正常なチャンネル側のカソード電流が大きくなって異常を検出することになります。ですから、この場合は反対側の異常表示になりますので、異常表示のあったチャンネルだけをチェックすると、原因がわからなくなります。追試された方がいるかどうかわかりませんが、もしいらっしゃったら注意してください。
(999)09/11_00:21
注意点2 (野田@愛媛)
もうひとつ注意点です。
B電源をスイッチしているFETですが、以前UPした8B8/11BM8の回路等では、2SK3234を使ってましたが、この回路ではFQPF3N90を使っています。2SK3234では特に問題がありませんでしたが、このFETでは、ディレイタイマーがタイムアップしてFETがONするときにほんの少しの間、発振することがありました。ですので、R1,R2の中点から直接FETのゲートにつなぐのではなく、直列に10kΩ1/4Wの抵抗を追加しました。これで発振することはなくなりましたが、
もし追試する方がいらっしゃいましたら、こちらもご注意ください。
(983)06/12_20:16
HP掲載の件 (宇多@茨城)
HPに掲載する件、ご了承ありがとうございます。
さて、PIC 方式は面白そうですが、一般にはチョット難しいかも。