(1082)02/17_20:09
余地はないかと・・・ (宇多@茨城)
安保さん こんにちわ
またまた見当ちがいかもしれませんが、お見逃し願います。
(1) 内部抵抗の低い帰還管と GG
GG 回路での電圧配分を減らして、帰還管に与えることにより Rk を大に、IV 変換=帰還管入力を増加しゲイン向上するかと考えました。
(2) FET ドレーンを直に接続
FET+12AX7 GG 回路がゼロバイアス状態でも100V を分担し、帰還段の動作= IV 変換 Rk を圧迫するなら、GG を除いて直結V1 と同様な構成および動作電圧配分にしたらどうかな、ただし安定化と保護は必要・・・と考えたのです。
(3) 「ソース R 調整」は何のために
内部抵抗の低い帰還管と GG とする場合に FET のソース抵抗をへらしてバイアスを浅めに、ソース電流を増やし FET+GG への電圧配分を減らし、余剰を帰還段への印加電圧増加= Rk 増に宛て、配分を調整できるかなと考えたのです。
(4) パスコン無しの初段ソース/カソード抵抗
直結V1 例についての概要です。 家で使うなら、通常の用法は CD プレーヤ (または FM チューナ) からの直入力が多く精々 1V 程度です。
聴衆が集まる会場などでは、使用するスピーカの能率や部屋サイズも関係しますが、 FET/五極管ともにナシではフルヴォリュームでも不足気味、フラットアンプなどが欲しい例がしばしばでした。
そこで、初段の定電流性をやや損ねてもゲイン確保と、直結回路での動作点調整の容易さを考慮、パスコン追加を通例としました。 厳密には普通の SRPP サイドに若干後退ですが。 余るゲインは出力段の P から初段カソードに軽く P-K NFB で後退をカバーしたつもりです。
(1083)02/17_21:34
Re: 余地はないかと・・・ (abo@尾道)
宇多さん、こんばんは。
私が調べた範囲では、帰還管を内部抵抗の低い 12AT7/12AU7 にしても、FETを色々なものに変えても、
この回路でパスコン無しの初段ソース抵抗でアンプゲイン(低歪)は上がらなかったです。
これは、宇多さんの「FET/五極管ともにナシではフルヴォリュームでも不足気味」と一致していますね。
ということで、私の場合は低音の迫力を重視したいのでパスコン無しで使いたいと思います。
(1078)02/16_09:53
またミスをしました。(汗) (abo@尾道)
入出力のXY軸が逆ですよね。見間違いました。(汗)1kHzでは4W位のところでクリッピングしています。
(1075)02/16_01:59
最大出力 (宇多@茨城)
こんにちわ
武末数馬氏著「パワーアンプの設計と製作」ラジオ技術全書011A ラジオ技術社
を参照しました。
入力対出力特性・・・入力電圧(db/V) と出力(W, 対数尺) の関係が直線域の
上端で鈍化するクリッピング・レベルが最大無ひずみ出力・・・とあります。
従って、出力対雑音歪み率特性曲線が急激に悪化する点でも大差ありません。
なお負荷の値によって最大出力が変化し、内部抵抗=負荷抵抗にて最大です。