添付した回路図の初段差動uフォロアの超3結EL34−PPですが、DFが6Ωタップで3.9で、予想していた6付近より少なめです。これはUL接続によって出力管の定電流性が失われることが原因と考えれば良いのでしょうか?5極管接続に変更するとした場合、この回路の動作条件で出力管のSGは+B(316V)より少し下げた方が良いのでしょうか?
突然初歩的な質問をしてしまったようで申し訳ありません。その後少し気を入れて宇〜多さん?の超3結解説資料を読ませていただきました。全容の理解はまだ無理ですが、おぼろげながら超3結の輪郭が見えてきたような気がします。uフォロアの場合のp−gNFB量を増やすには増幅管(下u管)の内部抵抗を高くする必要があるんですね。増幅管を定電流性の5極管にするのが正攻法なのでしょうが、このベースマシンはSV−19Dで既に2管追加していますので、内部抵抗差を大きくする意味でV1を12AT7から12AU7Aに変えてバイアスを再調整してみました。(ULはそのままです。)電圧配分からすると無信号時のフォロア管と増幅管の内部抵抗はあまり変わっていないように思えるのですが、8Ωタップでのダンピングファクタは2.9から3.8に上昇しました。この時の総帰還量は10.5dBでしたから、これからULの帰還量を4dBとして引いた6.5dBがp−g帰還ということになるようです。この方式ではこの辺が限界なのかもしれません。今度は差動の12AX7Aをカスコードに代用してJFET(2SK389あたり)の差動でやってみようと思います。このampを中域ホーンの駆動に使おうと目論んでいるのですが、ホーンに超3結ampを使っている方はおられるのでしょうか?