お騒がせしております。m(_ _)m特性改善のため利得を増やそうとして、結局バイポーラトランジスタを初段に使用した回路へ改造してしまいました。ベースのバイアスは、出力管カソードからCRDを使って供給しています。この方式の欠点は、帰還管が動作状態になり出力管が動作するまでに、トランジスタのベースにバイアスがかからずコレクタに高電圧が印加されてしまうことです。だからツェナーを入れて保護しています。バイアスを+Bから分圧したり、電池と抵抗で電圧供給すればツェナーは不要です。特性と回路図はそのうち公開します。「超3極管接続Ver.1 6BM8 シングル ステレオパワーアンプ U」は出力管カソードと+Bがコンデンサで接続されています。電源ON時にカソードに電圧が発生し、仮にCRDへ耐圧を超える電圧がかかった場合CRDが壊れます。実際にはカソード抵抗があるので耐圧を超えることは無いと思われますが、注意する必要があります。
EL32超3シングルアンプの特性と回路図を下記にアップしました。興味のある方はご覧になって下さい。http://briefcase.yahoo.co.jp/bc/onnyo01/lst?&.dir=/c35d&.src=bc&.view=l見づらい時は、表示→ズーム→倍率100%へ。初段Bip-Trに2SC2240BLを使用しています。FETに比べて歪率特性は格段に良くなっています。なお、出力段信号小ループ化は行っておりません。
粕谷さん、スレッド見せてもらっています。私もFETの代わりに2SC2240を使って歪みを減らした人間ですので、嬉しいです。超三結アンプの良い点はシングルアンプで小さなトランスを使っても超低インピーダンス駆動ゆえに、シングルらしからぬ低域を実現している点だと思っています。もちろん磁気飽和してしまえばアウトですが、実際の低音はそんなに大出力ではありませんので。FETの音(歪み)は音楽にメリハリを与えるようで、ちょっと聴きには良いのですが、長く聴いていると疲れるような気がしてます。ただバイポーラトランジスタを使う場合、DCカットのための入力コンデンサーの質が悪いと音が死んでしまうように思いました。ちょっと高級品をおごってみたらいかがでしょうか?
坂川さん、コメントありがとうございます。FETでも1mA位流せば歪率は良くなるように思いますが、、、Trの入力コンデンサはとりあえずパナソニックのポリプロピレン50V/0.1μFというのを使っていますが、どんなのがオススメでしょう?耐圧は10Vあれば良いのですが、形状が小さいのでないと入りません。
粕谷さん、スペースが小さいと無理かもしれませんが、私はASCの白い耐圧ん百V(!)0.47μFが良い結果でした。でも、ちょっと大きすぎますね・・・きっと。はじめはメーカーを覚えていませんが黄色のちいさなフィルムコンデンサでしたが、音がつまらなくなってしまい、あわてました。小さなサブ回路からASCがはみ出しております。
坂川さんありがとうございます。ASCは個人使用不良ゼロの実績を買ってよく使用しております。他にもいろんなブランドがあるようですので、並列接続してブレンドしてみましょう。超3アンプで満足できれば、と思ったのですが、古典直熱三極管の放つオーラには敵わないようです。
桜屋電機店でWIMAとEROを買ってきて、DCカットコンデンサを換えてみました。いま、それぞれをパラ接続していますが、なんとなく音の出方が自然になったような気がします。でも、元の音がどんなだったか忘れてしまいました(笑)
早速いろいろ試されているようですね。気にならなければそれが一番かもしれませんね。ところで古典三極管の音色と比べると、超三の音は、かなり直接音的に聞こえるように思っています。ですから、映画の再生で、たとえばドアの閉まる時の音とかは、他のあんぷよりリアルに聞こえますので、我が家のホーム・シアター用には重宝してます。古典アンプは、いわば『本物以上に艶やかな響き』の再生に向いているのではないか・・・とすら思っている次第です。
坂川さんこんにちは。> 超三の音は、かなり直接音的に聞こえるように思っています。はい、時々妙にリアルに聞こえる時があります。でも、元々奥行きのある音が、SPの間に並んで聞こえてしまいます。さらに、にぎやかに聞こえます。きっと原因があるのでしょうが、わかりません。
粕谷さん、スレッドを読んでいて『さらに、にぎやかに聞こえます。きっと原因があるのでしょうが、わかりません・・・と 』とありましたので、蛇足かもしれませんがひとこと。私も、本来の音にまつわり付く「余分な音」がトランス交換、電源コンデンサ増量etcで色々試みたのですが直らず、そこで、寄生発振を疑い、皆さんの記事を参考にして出力段のコントロール・グリッドとスクリーン・グリッドに発振防止の抵抗を付与し、やっと「余分な音の排除」に成功し、完成に漕ぎ付けたことがありました。超3V1アンプは超高NFのため、このあたりは音質に大きな影響が出易いようです。ただでさえ狭いところに抵抗を押し込むので大変ですが、おやりになる価値はあるとおもいます。
坂川さんこんにちは。コメントありがとうございます。どうも私の書き方が悪かったようですみません。私の超3は、音量が低いなと思ってボリュームを上げると、今度は別の曲で音量が大きすぎに感じたりします。部屋を出て聴いてみるとやっぱり音が大きいです。というわけで、付帯音というよりは音量が上がって聞こえるんです。10KHzの矩形波をオシロで観察してみたこともありますが、何というか崩れた波形でもちろんリンギングはありません。波形を観察する限りにおいては、発振の兆候はありませんでした。発振止めの抵抗は、機会を見てつけてみます。変わるようだったら、特性の変化が起こっていることになります。