投稿します。アマチュア・アンプビルダーの悩みの一つに、こしらえたアンプの最大出力電力が客観的に他者アンプのそれと同じ基準で比較できないことがあります。どうしても無歪最大出力電力や波形クリップ点などをひけらかす人がのさばってしまい次第につまらなくなってきます。波形観測装置や歪み率計を操れる人、操れない人に関わらず、皆が持つテスターレベルでアアマチュア・アンプビルダーの中で最大出力の定義が標準化されないとだめな時期ではないでしょうか。マイクロ波など高周波用の出力デバイスでは、P1dBという数値で素子の最大性能を示しています。低周波アンプでもこのP1dBのような定義を導入すれば、殆どすべてのアマチュアが同じ尺度でアンプの性能を比較できると思います。是非各位のご意見をお聞かせ下さい。P1dB:低出力時のゲインを基準ゲインにして、基準ゲインから1dB下がったゲインでの出力電力をP1dBと定義しそれを最大出力電力とする。例えば、0.5W時の基準ゲインが21.0dBなら20.0dBのゲインとなる出力をP1dBとする。