QRPファンのみなさん、こんにちは。大阪熊取の村嶋です。最近の低電圧アンプにはまってから更に面白いものが出来ないかと考えていますが、丁度先程出来上がりました3A5のOTLアンプ(半分ATT)を載せてみます。 このアンプは元々3AU6のシングルでプレート電圧が6Vで動作させていたものをバラして新たに3A54本でOTLモノラルアンプとしたもので、当然B電圧は6Vです。そしてこれは回路がBTLということで、3A5の1本に加えている電圧は3Vしかありません。で、あまりにもゲインが小さいのでドライバーとして2SC945のアンプを入力端子に組み込んであります。 まあとにかくこれで音は出ます。でも扇風機を回していると弱であっても掻き消されてしまいますので、これを聴く時は汗ダクとなります(根性!)。 いずれ本格的なOTLアンプとするつもりですが、以前から低電圧にすると低インピーダンスのOPTが使えるということがわかっていましたので、いっそOPTを無くしてしまおうと常々考えておりました。そして実験的にではありますがこうしてなんとか鳴ってくれましたので喜んでいます。このアンプは今日の関西例会に持って行くことにします(多分不評の嵐でしょう)。
なんか こう、一段と美しくなった感じです。6VでOTL・・・私も実はOTLを考えています。(冬の大会用)只、私はどうしてもシングルに拘りがあります。スピーカーだと苦しいかもしれませんが、ヘッドホンなら問題ありませんよね。いいな〜余談ですが、http://web.kyoto-inet.or.jp/people/arisu/obepulse.htmこんなの、面白そうです。
田村さん、こんにちは。そうですね、先の3AU6のアンプより格好が良くなりました。やはり真空管は立てて使った方が良いようですね。お褒めを頂き恐縮です。ところで3Vで真空管を使うというのはやはり、無理を感じますね。昨日の関西の例会にこのアンプを持って行きましたが結果は予想通りでした。店の扇風機にみごとに音が掻き消されていました。これは能率の低いモニタースピーカーの場合でしたが、ALTECのスピーカーではなんとか可愛く聞える感じで鳴ってくれました。まあこのアンプの面白さが解っている人達でしたので音が小さいことは仕方の無いことと理解して頂きました。 で、いずれはもっと大きな音が出る低電圧のOTLをと考えていますが、田村さんもOTLを計画されているのですね。こちらは気が早いのですが、冬の大会用のアンプは既に作ってあります。電源が3Vの3A5パラシングルです。今までの3A5単球アンプとは違って実によく鳴ってくれます。ということで、田村さんがどのようなアンプを冬の大会に出されるか今から楽しみにしております。 まだ期間がありますので、この間にまた変なものを作って結果がよければ追加で大会に出したいと思っています(多分外道でしょう)。