みなさん、こんばんは。大阪熊取の村嶋です。前の5694での結果は出力が小さいので、これをなんとかアップしてやろうということでrpが200Ωの6336Aに変更しました。確かに出力はアップしましたが、これに伴いノイズも増加して、ちょっと気になるレベルになってしまいました。いくらか対策をしてなんとか普通では気にならないレベルに下げましたが、楽器のソロ演奏時にはちょっと気になります。D級アンプの宿命ともいえるノイズを今後もっと減らそうと思っていますが、なんともB電源が12Vで鳴ってくれるのが面白いですね。真空管自体は直列ですので、1本当り6Vでの動作で立派になりますので本当にD級は面白い方法です。このアンプのレスポンスですが−3dBの範囲で7Hz〜67KHzとまずまずです。さすがにOTLと言えますね。特に聴いていると今までのアンプの中で一番低音が出てくれているようです。 さて、これはお寺の大会用ではありません。やはり広い会場で満足行く出力を出すには最低1W以上はいるようですので、このアンプの経験を活かしてもっと出力のあるものを作る予定です(もう半分出来上がっていますが)。
6336A1本が6Vではなく、双3極部それぞれが6Vということですので訂正します。