QRPファンのみなさん、こんばんは。大阪熊取の村嶋です。真空管によるD級アンプの実験をして結果が予想以上で気をよくしておりますが、今度は仮設ではなくちょっとマトモな形のステレオアンプを作ってみました。使っている球は5694という双3極管で、rpが11KΩもある兎角D級アンプには縁が無い球ですが、意外とD級では低電圧としてOTLとすることができます。ちなみにこのアンプのB電圧は12Vです。回路としては、このままFETに置きかえ電圧を上げれば簡単に100W以上は出せるもので、これを5694でハイサイド・ローサイドをスイッチングをさせているという形で出力はOTLです。 とにかくrpが高いためと電圧が低いため出力は深夜向きです。しかし、これでまたPWMの意外性を見ることができましたし、又本格的にrpの低い球で作ることが出来そうで期待が膨らみます。