みなさん、こんにちは。大阪・熊取の村嶋です。久しぶりにここに出てきましたが、今回の作品は小型のオペアンプIC1個によるパワーアンプです。これは東芝のTA7506Fという1個の中に4つのオペアンプが入っているものです(写真では定規の上に載っているICです)。よって1個でステレオアンプが出来上がります。オペアンプが4個あるということで、それぞれ左右用に2個ずつ使っています。構成は反転増幅と非反転増幅を組み合わせたものでPP動作としてマッチング用のOPTで合成しています。OPTはST−32相当で小型のトランジスター用のトランスでインピーダンスは1.2K:8Ωです。電源は±15Vのスイッチング電源を使用しています。 音はさすがにノイズが少なくワイドである程度まではクリアに鳴ってくれます。しかし容量的に小さいのであまり無理は利かないようですね。 それから、このアンプの製作には無謀にも60Wのハンダゴテでやりましたので、前に2個のICをオシャカにしてしまいました。でも写真のは無事できあがりましたのでホッとしています。 このアンプは今週の関西の例会に持って行く予定にしています。