以前はCSPPモドキで遊んでいましたが、現在は真空管1本によるOTLアンプにハマッています。これは去年のお寺大会に出した1000TシングルOTLアンプが現在とても調子よく鳴ってくれているのですが、いかんせんいくら発熱が少ないからといってやはり夏には敬遠してしまします。ということでもっと小さな球によるカワイイ?シングルOTLを作っているところです。写真は手前から40KD6、2T23P,KT88でのシングルOTLアンプです。回路的には3台共ほぼ同じで、3段直結のトランジスターによるドライブ回路に終段も直結させてカソードフォロワで出力しています(1000Tはプレート側です)。尚、3台共冷却ファンをつけてありますが、これは真空管を冷やすのではくドライバーのトランジスターを冷やすものです。でもついでに真空管も冷やしていることになっていますが。ところで、出力はせいぜい150mWというところですが全段直結ということで出てくる音がいいのです。実際に試聴会でも鳴らしましたが意外とよく鳴るということでなかなか好評でした。シンプルで色々な球でOTLアンプとすることができるので、まだ当分の間はこんなアホなアンプで楽しみたいと思います。写真では3台揃っているとなんだか貫禄があるようですが、実際は小さなアンプでカワイイです。
ご無沙汰しています。最近外道分科会に投稿がないと思ったら此方で活躍されていたのですか?ヤハリ節電のためですか?60Hzの電力は50Hzには沢山は送られない聞きましたので関西の節電が関東に寄与されないとも。尤も原発が止められるご時勢ですから関西でも節電を強要されるのでしょうか。それはともかくとして外道もそうですがQRPでも村嶋さんの強烈なパイオニア魂が発揮されています。シングルのOTLは考えませんでした(と謂うより考えられない)。昔々高城さんが6AS7を6本だかを並列にしてインピーダンスマッチさせて銀座のヤマハでデモをしたと読んだことがありますが。ところでプレート電圧はどのくらいでしょうか?
スガハラさん、お久しぶりです。そうですね、最近の日本の電力事情は芳しくないですね。こちら関西もジワジワと節電ムードとなってきています。このようなアンプを作ったのは元々1000TのシングルOTLアンプを使うと暑いのでもっと小さなシングルOTLということで作ったのですが、丁度現在の情勢にマッチングしてしまっていますね。ということで暫くは外道なしで小さなアンプで楽しみたいと思います。でもそのうちに節電の熱(ホトボリ)が冷めればまたアッチの方に出したいと思います。ところで、これらのアンプのB電圧はいつもの50Vです。それから私も6AS7ではなく同じ双3極管の6080で16本(32ユニット)を並列にしたシングルのモノラルOTLアンプを作ってありますが、今は到底使う気になりません。でも3A5なら100本でも熱くならないのでいいですね。