ここには久しぶりに出てきますが、最近はなにやら怪しいCSPPらしきアンプを作ってその音質の良さにシビレてます。本来CSPPとなるとバイファイラー巻きの高級なトランスのイメージですが、ヒネクレ根性タップリのわたしとしましてはいつもの小型のトランジスター用のOPT2個を使って、プレート側とカソード側の負荷をそれぞれに持たせて、それを磁気的に結合させプレート側とカソード側を逆接続でつないでいます。まあお気軽な方法ですがこれが案外結果が良いので既に3台作っています。 左の大きなものは6FQ7のPPでOPTにST−48を使っています。これはこのようなものにするとどのように鳴るのかを確かめるためにわざと大きく作ってあります。このアンプの位相反転は古典的?なCE分割回路です。次に右の奥側は6005WのPPです。このアンプはカマボコ板に組んであります。このアンプもOPTにST−48を使ってありますが、ご覧のように足代わりとして使っています。位相反転は差動回路によるものです。そして右側の手前の小さなアンプは6922のPPでこのアンプは6FQ7と同じ回路で組んであります。OPTは小型のST−32相当のものを使っています。 音はそれぞれ違いがあって面白いです。しかし全体的にそのスタイルには反してスポンスがとてもワイドで信じられないほどの低音が出るということが共通しています。いずれ本格的なCSPPをやろうと思いますが、まあその前のオチャラケということですね。
世界最小のCSPPアンプの座を奪われてしまいました。今週末の醍醐LPコンサートで音を聴くことはできるのでしょうか?
ARITO@伊吹南麓さんがCSPPを推進する意味がわかりました!本当にこんなものでも今までに作ってきたB電圧50Vのアンプと比較してその良さがわかります。関西の例会に一番小さい6922のアンプを持って行きましたが、そこでとんでもない低音を出していました。まあ出力的はやはり50Vアンプでしたが・・・・今度の醍醐のLPコンサートには持って行きますのでどうぞお聴き下さい。
村嶋さま、醍醐コンサートのご参加お待ちしております。皆様、この超ミニスカート?ならぬ超ミニアンプの実力をお聞きに来てください。しかし、よくぞここまで、ミニに出来たものですね、私にはとても真似ができませ〜ん。
新たな村嶋ワールドが開けそうな予感がしましす。大きな集魚灯(送信管)アンプは真似が出来ませんが、これなら関東でもハマル会員が出るかも・・・?
西河さん、ここで掲載したことは前回の10月17日のレコードコンサート前のことですので6922のアンプは既に醍醐にて鳴らしています。また関西OTL大会にて6922のパラPPアンプもお聴き頂いております。次回12月5日のレコードコンサートには現在作っている新しいアンプ(OTL)をお持ちしますのでよろしくであります。Yasueさん、そうですねこのようなアンプなら受け入れてもらえそうですね。百見は一聴にしかず?ですので年末のお寺大会に持って行こうかと思います。
ぜひ関東の会員にも試聴の機会を与えて下さい。
みなさん、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。昨年暮のお寺大会に6922のCSPPを2種類と300BOTLを持って行って鳴らしました。さすがに会場の大きなスピーカーでは日頃聴いている感じとは違って6922CSPPはその大きさからのイメージ以上の音が出てくれていました。それで、会場では数人の方がそのように感じていたかと思います。こんな小さいものでも今回課題に出した1000TシングルOTLより大きく鳴っていたことに半分唖然としました。それから300BOTLアンプも予想よりも大きく鳴ってくれたのがよかったです。これで気をよくしたので今年もまた変なアンプを作ろうかと思っています。