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球アンプ分科会掲示板(QRPアンプ)


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4HA5について教えてください 高橋卓也@小平 2002/10/22,00:13 No.354
村嶋さん みなさん こんにちは
Pinout type 7GMの6ピン、電極略号IS(S)はどのようなものなんでしょうか?
このピンはどのように使われるのか教えて下さい。
>> ついでに・・・ 高橋卓也@小平 2002/10/22,00:31 No.355
正式な名前かはわかりませんが、ゲッタとは何をしているのでしょうか?
上部にあったり、わきにあったり、下にあったり、形も様々です。
また、ゲッタの位置により、音質に影響あるのでしょうか?
ソブテック6SN7を見てますと、下から丸い円盤がついています。
>> Isの記号について Murashima 2002/10/22,05:58 No.356
 高橋さん、おはようございます。真空管のIsの記号の意味ですが、これは内部シールドの意味です。よく複合管の左右の中間に入れてある金属の板とすれば理解も早いのですが、4HA5は複合管ではないですよね。ではどうしてということですが、4HA5は本来高周波で使用する球です。高周波での性能をきめるのにアノード(プレート)とグリッド間の容量を出来るだけ小さくする必要があるために入れられているシールドです。確かに4極管もその目的でスクリーングリッドが入れられていますが、あくまで3極管の特性を活かすためのものと思われます(詳しくはわかりませんが)。容量を減らすためにこのシールドはカソードからの電子の流れをアノードの中心へ集中させています。4HA5の左右のアノード(プレート)をよく見ると中心部がクボンデいるのがいるのが見えると思いますが、そこに電子が当たるようにして余計なところに電子が行かないようにしています(つまりアノードからグリッドへの余計な帰還を阻止しています)。でもオーディオ域ではあまり影響はありませんので、特に使わなくてもよいものです(私のアンプでは使ってありません)。
 それからゲッタの意味ですが、これは簡単いうと真空管の意味である真空を作り出すというか維持するものです。なんで真空管の内側に変な黒いものがあるかといいますと、真空管が動作(電子が流れる)するとどうしても電極の金属からガスが発生してきて(カソードは酸化物で分解時酸素を出します、その他の電極では電子との衝突でガスが出ます)真空度を下げてしまいます。そこでその不要なガスを吸収させるために主にバリウムを使っています。真空管の内部が黒いのはこのバリウム(実際はアルミ、ニッケルとの合金)を製造課程で加熱して蒸散させたものが真空管の表面についているものです。
 ところでこのゲッタの位置で性能が変わるのかといいますと、それはよくわかりません。メーカーによってガスの発生が多いところに近づけているようないないような?自分としては位置ではあまり音質に影響がないように思いますが。
>> ありがとうございます 高橋卓也@小平 2002/10/22,13:36 No.357
村嶋さん 詳細な説明を頂きありがとうございます。双局管では真中に破線(構造ではなく、内容図の絵には)があり、それと同じような機能であること、わかりました。あいにく4HA5の手持ちもなく、構造写真も見たことがないので、中心部のクボミは現物確認できていません。
ゲッタなんですが、動作は理解できました。ただ、ゲッタそのものはどこかの電極というか、構造上、固定されているように外からは見えますが、どこかに繋がっているのでしょうか?また、吸着能力は永久なんでしょうか?フィラメントの寿命が管の寿命と考えていいのでしょうか?
基本的な質問ばかりですみません。
>> ゲッタの取付け位置について Murashima 2002/10/22,19:59 No.358
 どうも、こんばんは。Isについてはご理解願えたようですね。さて、ゲッタのつながっている位置はどこかということですが、MT管ではIsつまり内部シールドがある場合はその電極に、ない場合はアノード(プレート)電極に(3極管)に、そして5極管は第3グリッド(ビーム管ではビーム形成電極)という具合につながっています。ということであまり本来の動作には影響がないようにしているみたいですが、特にここでないとダメというようではないようですね。
 そしてゲッタは永久かといえばそうではありませんね、やはり限られた空間に限られた量でしかない以上は全てのガスを取りきれないでしょう。よく中古の真空管では黒い部分が小さくなっているものや消えているものがありますが、こうなるとガスをとりきれないため真空管そのものの動作能力が下がっているという意味で健全な真空管を求める時の判断材料になります。しかし中には立派に黒いのに全然gmがない(真空管の動作をしない)ものもありますのでチューブチェッカーで確認するのが賢明でしょう。真空管は不思議なもので見た目はまったく異常がないのに動作しないものもあるということを覚えていた方が良いでしょうね。尚、高橋さんこのような質問は「手作り掲示板」でされた方がもっと詳しく教えて戴けると思います。では。


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