結局、TP2における18KHzの値が理論よりも大きな理由は位相歪電圧が加わっているためだということがわかりました。位相補正を施すと、TP2の電圧は3mVpp以下となり、ほぼ理論値になりました。ところが、位相補正を施しても、DCオフセット対策等を行っても音は変わりませんでした。さらに、ボルテージフォロアのオペアンプを交換すると音が変わってしまう、TDA2030単体だと音が荒い、ということが確認できました。このため、なんの成果もなく本実験を終了することにしました。