VRで高性能なアッテネーターを作る試みは失敗と判断し、新たに2つのアッテネーターを製作しました。好みは写真左のアッテネーターです。また、RCAピンプラグを無くせば音が良くなるという宇多さんの意見には賛成ですが(接点は音を濁します)、使い勝手が悪くなりますので、好みだと思います。写真左はセイデンのロータリーSW+カーボンソリッド抵抗によるもの。写真右は、アルプスのVRに似ていますが、ソフトンの22接点ロータリーSW+チップ抵抗によるP型アッテネーター。入力抵抗が100KΩなので、当初購入を躊躇していましたが、購入しました。
使い勝手はともかくSW式の方がやはり音は良いと思います。それぞれ(カーブではなく)減衰方法のタイプはどのようなものでしょうか。
抵抗1本を固定し、アースに落ちる方を切り替えるタイプです。抵抗の常数は2倍に増えていくように設計。
私もロータリースイッチ+金属皮膜抵抗のボリューム代用品使っています。ロータリースイッチが年代モノなのと友人から入手したナノのサンプルがあったので、接点に塗ってみたところ劇的に音の抜けがよくなりました。ついでにレコードカートリッジシェルとアームの接点、RCAコネクタ接点などにも試してみましたがなかなか良いです。RCAコネクタは信号系に避けて通れないので、おすすめかと思いました。http://www.system5.jp/products/detail7555.html
わたしは接点復活剤にCRC556を使っています。今回のロータリーSW内の接点にも吹きかけています。
CRC556は接点復活剤ではありません。揮発成分が多く、残るのは錆止め剤です。樹脂部分を侵していきます。逆に少しずつ溶けた樹脂が接点に残る場合があります。音が良くなる成分はありません。
CRC556は便利でいろいろなところに使っていました。今後は自転車等の機械部品にだけ使用するようにします。
皆さん、こんばんは。 私もアッテネータに凝っていたことがありました。24接点ロータリースイッチと金属皮膜抵抗(角型の平板)のアッテネータの後にソースフォロア・プッシュプルのバッファー(乾電池給電)を付けていました。音的にはあまり優位性を見出すことができませんでした。 その後、メーカー製プリアンプに移り、VRをRV-30(A型)に置き換えて使用しています。トーンコントロール部のVRはアッテネータ式にしていますので、補正量の再現性は良好です。アッテネータの良いところは、この点だと思います。