アンプの完成度が上がりだすとアッテネーターによる音質劣化が気になりだしました。そこである仮説を元に本機を作りました。面白いことに、VR付きアンプにCDプレイヤーを直接つないだ時と、本機をかました時で音が変わってしまいます。原音再生ができていないのかと思いましたが、そうではないようです。本機を通すと、音がきれいになり、繊細な表現力が出てくるようになります。10月の三土会で確認したいと思います。なお、本機には絞りきれないという弱点があります。
見元さん、皆さん、こんばんは。入力抵抗4.3kΩは、CDプレーヤーの負荷としては小さすぎるのではないでしょうか。これをはずした時の音の違いは、どうでしょうか。はずしてみると、この影響が分かると思いますが。
600Ω負荷ぐらいなら別ですが、4kΩ程度の負荷で問題になるCDPはまずないと思いますが。ただしこのアッテネータこれがキモかも知れません。 それよりアッテネータ有りと無しで無しの場合はゲインが違うのにどのように比較されたのですか?
抵抗値を下げていくと、音がきれいになっていき、荒っぽさが消えていきます。またインピーダンスを下げると、CDプレイヤーの出力インピーダンスとの関連から、最大出力は下がりますが実用上は問題ないと思います。アッテネータ有りと無しでの比較は、アンプ側にVRが付いているので、調整できます。何通りかの組み合わせを試しました。このアッテネーターを作る前に横浜ベイサイドネットさんにお邪魔して、プリ付きVRの音と前作を比較してきました。プリ付きVRは、立ち上がり特性は少し落ちるもののきれいで音楽が鳴ってる感じがしました。一長一短はあるものの、アッテネーターからこのような音が出たことはなかったのが、本機を製作したきっかけになりました。
VRつきアンプの入力に4kΩをパラにつけて、直接CDPに繋いだらどうでしょう。等価的にはこれで近くなるはずですが。
最初に、アンプの入力抵抗を下げる実験をしたとき、少しですが音が良くなりました。入力抵抗は重要で、抵抗を選び、銅箔テープを巻いてアースに落し、さらに上からシールド板をかぶせると良くなることもわかりました。抵抗で有名なタクマンからこんな音質改善機が出ています。中身は抵抗1本だけなのかも。http://www.takman-e.co.jp/product/audio_p202e.htmlもう少し言うと、石田殿もご存知のように、VRで音質かかなり劣化します。今回は、VRの音質劣化にも取り組んだつもりです。
石田さん、見元さん、皆さん、こんばんは。実は、CDプレーヤーの負荷になる抵抗が小さくて、ピアノの立ち上がりで変な音が生じたことがありました。この再現に手間取り、返事が遅くなりました。やっと再現できたので、報告いたします。これは私の装置だけで起こるのかも知れません。プリアンプのCD入力(AUX)で、バランスVR、音量調整VR以外にカセット・レコーダ入力とUSBアナログ入力が接続されていて、全体で20k〜40kΩになっていると思います。この状態では、ピアノの音の立ち上がりで付帯音が付きます。カセット・レコーダ入力とUSBアナログ入力を抜きますと、付帯音がありません。最初は原因がなかなか分からずにパワーアンプを取り替えたり、スピーカー配線をチェックしましたが、やっとAUX端子のカセット・レコーダ入力とUSBアナログ入力入力抵抗であることが分かりました。現在は、カセット・レコーダ入力とUSBアナログ入力を抜いています。さらに、AUXの入力設定VRを2目盛さげて入力抵抗を130kΩとしています。以上の経験からCDプレーヤーの負荷抵抗は高いほうが良いと思いました。
運用上は不便になりますが、in/out の RCA ジャッグをやめて「ケーブル直出し」にすると聴いて判る程度の変化がありました。 お試し下さい。
村田さん、みなさん。10月の三土会で本アッテネーターの有無の音を聞いてもらいました。すると会場の皆さんは、入れないほうがダイレクトで良いという意見で、私とは異なっていました。入力抵抗の大小は、好みの音かどうかに帰着するようです。
CDプレーヤの出力は通常のOPアンプ出力と思います。通常、OPアンプの出力電流は2mA程度は出せるので、出力最大2Vとして、R=2V/2mA=1kΩぐらいまでの負荷ならOKかと考えられますが。ところが、OPアンプのデータシートには更に、軽負荷、小信号ほどスルーレートが良くなりますとか書いてあります。では、一体、アンプの入力ボリュームは何kΩが良いのかということですが、明確な回答はないようです。当方は成り行きで、50kΩVRを使ってます。
宇多さん、皆さん、こんにちは。>運用上は不便になりますが、in/out の RCA ジャッグをやめて「ケーブル直出>し」にすると聴いて判る程度の変化がありました。 お試し下さい。 RCAジャックなしで直だしされたのは、CDプレーヤ側ですか、プリ側ですか、その両方ですか。 もとのピン・ジャック接続に戻した場合、やはり同じ試聴結果だったでしょうか。 大分前、LPプレーヤからプリ、3チャンネルデバイダー、3台のパワー、スピーカーボックスの入り口まで直結していました。いろんな実験ができないので止めました。このときの接点はカートリッジ出口、アームの入力、スピーカーボックス端子と各スピーカー端子でした。数えると結構多いですね。
こんにちは。Q1. 直だしされたのは、CDプレーヤ側ですか、プリ側ですか、その両方ですか。A1. 両方でした。 Q2. 戻した場合、やはり同じ試聴結果だったでしょうか。A2. 元に戻しての比較実験はしておりません、申し訳ありません。 類似例です。 実は以前は CDプレーヤout から Vol.付きメインアンプに RCA ケーブルにてナマ接続していました。 これで信号経路には Vol.を含めホット・コールド合計にて接点が六カ所入ります。 (なお Vol./SW は二カ所の直列の摺動接点です。) その後経路途中にピンジャッグ in/out による自作 SW-box (A社 Sタイプを使用、ホット側のみ) を挿入すると音が変り中止しました。 (接点がさらに六カ所増えた訳です。) そこで in/outともにハンダ付けのケーブル直出しに変更しました。 スイッチ接点二カ所が残り音への影響は判定スレスレの感じ、以後常用しています。