fostexの古いフルレンジUP-133のボビン内側の銅線引き出し線部の拡大写真です。fostexのフルレンジは昔から一層巻で大きな磁石が特徴です、一層巻はインダクタンスが小さく高域再生に有利で、二層巻きに比べ弱い駆動力を大きな磁石でカバーします。一層巻の場合コーン側から巻き始めると巻き終わりが反対側なので、線をコーン側に戻す方法がチョット面倒です。fostexは線を0.1mm厚位に潰し、ボビンの1mmくらいの継ぎ目の間を通して戻しています。力技ですがなかなか凝った作りだと思います。