トランスのコアは負荷があろうが、無かろうが、発生する磁束に変化なし、だが、ほんとにそうだった。トランスの2次側の負荷が重くなれば、それだけコアの磁束が増えて伝送するエネルギが増加する…なんて思うのだが、ドッコイ、励磁磁束量は一定のまま。これは、トランスの等価回路を理解すれば当り前だが、ぱっと見そうは思わない。 トランス屋さんは、トランスを、ideal transと励磁コイルを抱合せして売っている。励磁コイルはいらないから、ideal transだけ売ってくれと言っても無理な話となる。