三土会でのLLCレゾナンス回路についてのアプリケーション・ノートについて、球アンプ分科会に投稿しました。昨夜ディスプレイが壊れたので、さっそく分解してスイッチングレギュレータを取り外し中のホンモノのほうのトランスを取り出しました。尚、三土会で、高級LCRメータとLの測定値を比較したところ、中華LCRメータのほうは、2割方値が低く出ていました。値段を2割上げてもいいから、正確にしてほしいですね。(笑)
例の中華LCRメータは、1,2,3番ソケットをジャンパ線で短絡させて、電源を入れると、セルフテスト・モードとなります。爾後、ジャンパ線を外すと校正モードになります。校正してから使ってみてください。
コア付きのインダクタンスは測定周波数や電流で値が変わるので結構面倒です。測定器を疑う前に、電流依存性の小さい空芯コイルやスピーカーネットワーク用のコイルで比較されたらいかがでしょうか、そんなことはすでに試されているような気もしますが。
特にB Hカーブギリギリで使う電力ものは非線形あり、周波数特性あり、損失ありで実際の動作レベルで測定しないと意味ないのだろうと。
これって、出力トランスのインダクタンス表示も同じかと思いますが、こちらもどの程度信用して良いのかいまだ謎です。