町田の最上です。測定分科会の掲示板を利用させていただき、QUADに関する投稿を、懲りもせず掲載することをお許しください。 広く人口に膾炙するQUAD II型増幅回路の、その個性的なドライブ回路段を組んで、入出力特性とf特性の測定に憑りつかれた時期がありました。(QUAD II型アンプの製作は未だ未達成なのですが) やったことを一言で説明すれば、「オリジナルQUAD IIと上杉佳朗 TAP-7の回路定数も基づき、3種類の5極ドライバー管を使った、QUAD型位相反転回路の測定データ」となります。 測定したかった理由は、@ QUAD II型アンプの癖を知るには、可変すべきパラメータを決め、その定数を可変し、データを測定するしか無いと思ったこと。A QUAD II型をコピーした自作アンプの性能がどの程度なのかが知りたかったこと。測定対象は上杉 TAP-7 QUAD IIです。Bドライバー管の種類による差異はどの程度なのかなと気になったこと。以上3項目でした。 今回なんとか踏ん張って、12頁のサマリーにまとめました。是非各位に見ていただければ思い、添付ファイルで掲載させていただきます。皆様に忌憚の無いご指摘を、お願いする次第です。内容第1章 V1,V2がEF86/6267のオリジナル QUAD II型の特性測定結果第2章 V1,V2を6BY8(=6AU6)にした上杉佳朗 TAP-7 QUAD II型の特性測定結果第3章 V1,V2を6BV11(双5極管)にして、アレンジした定数での上杉 TAP-7 QUAD II型の特性測定結果(QUAD 1型の測定結果含)PS このデータが、QUAD II型を自作されたい方々の参考になれば、幸甚です。
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