TDK 2012 1uF 100V と Murata 2012 1uF 50V の2kHz 30V印加時の出圧電流特性を示す。M社のパラメータは機嫌が悪くシミュレーション途中で止まるので、ダンピング抵抗10オームを脇に置いてある。当然今日現在メーカのホームページからはヒステリシスを示すパラメータは入手できない。
なるほど、VI特性は円・楕円にはならないのですね。瞬時の電圧でCが変わるので、こんな菱形の様になるのですか。たしかPLLのバリキャップダイオードが電圧とともにCが変化するのでこんなかんじなのかと。
村田の2012は耐圧規格が低いので、非直線性がはっきり見える。100耐圧のパラメータが見えないので、メーカー比較は行わない。
よく分かりました。そういえばこんな波形どこかで見た記憶があります。真空管アンプで低域正弦信号の出力波形です。信号レベルを上げていくと、こんなデベソというか、先端が飛び出た波形になります。これはトランスの低域BHカーブで磁気飽和しかけた波形ですね。DEとBH、電流と電圧の違いはありますが双対の関係なんですね。