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を取ってみました。測定器の関係で100kHZまでです。これが良しとされるレベルなのか良くわかりませんが、同時に測定したノグチのPMF15PPよりはフラットに見えます。図では下が125HZですが、これより下は殆どフラットでした。インピーダンスは、狙い7KΩに対しOPT1が7.39、OPT2が7.25KΩ、それぞれの直流抵抗は1次104、105Ω、2次0.29、0.28Ωでした。
こ、これはすごい特性ではないですか?特に位相遅れが100kHzで25°くらいに見えますけど、これはTANGOを遥かに凌ぎますね!http://www.ne.jp/asahi/myamada/tube/tango/fx40_8.gif
低域、高域とももう少しレンジの広い測定器が必要ですね。10Hz以下、100kHz〜1MHzの挙動が問題になりますから。でも、100kHzでほぼ3dB落ちですから、まずは素晴らしいと言えそうですね。
電源トランスの次はマッチングトランスでも巻こうと思っていたのですが、nakayamaさんがボビン巻きでキッチリ特性を出せる事を証明されたのを見て私もボビン巻きで出力トランスに挑戦したいと思いました、私の場合は今のところ巻線器がCS-100専用なのでかなり大型のトランスになってしまうのが難点ですが、電源トランスを巻く為に入手してあるコアとボビンでチャレンジしたいと思います、仕様としては一次が10Kppで二次が2オームの50Wクラスの出力トランスにしたいのですがさてCS-100のボビン巻きで可能なのだろうかな?
は、ネックですね。何とかもうちょっと上が測定できるようにしたいのですが・・・。2chのFFTですと周波数特性があっという間に測れてらくちんなのですが、これも借り物ですし。 まぐれ、というべきか、そう悪くないもののようでちょっと安心しました。 内田さんはすごい巻き線器をお持ちですよね。10KΩだと結構な巻き数になるので威力を発揮するだろうと思います。
ですから、なかなか調達は難しいですね。もしよろしければ、こちらへトランスを送っていただければ測定して返送いたしますが?
そんなお手数をおかけしていいものやら、わかりませんが、よろしければお願いいたします。当方の測定方法も、普通にやられているいる方法とは違うようですし、広域側のピークの状態なども知りたいところです。松岡さんの「こ、これは」が「な〜んだ」にならなければいいんですがね。ARITOさん、別途メールを差し上げますので、よろしくお願いいたします。
と、レイヤー巻きのその差はどこからくるのでしょうか?確かにボビン巻きで層間紙なしで巻いていくと、だんだん乱れてきて、とくにフランジ辺は収拾がつかない状況になったりするので、怪しくなったらトレーシングペーパーを挟んで巻いていました。レイヤー巻きも何かでやってみようとは思っていますが。 いずれにせよ、まだこの2個がどの程度違っているのかわかっておりません。
ボビン巻きでは最下層しか整列巻きにならず、巻き重ねるごとに巻き乱れがひどくなることはご経験済みだと思います。電線が細くてターン数の多い、真空管アンプ用OPTの一次側巻線などは、ガラ巻きといって整列に巻くことにはあまり頓着せずに平らに巻くことだけに留意して巻くことになりますので、巻線の状態が、個体によってバラバラになります。その結果、得られる高域のF特のばらつきも大きくなります。これに対してレイヤー巻きは一層ごとに層間紙を入れますので、下層巻線の影響が少ないので腕前次第でかなり整列に巻くことが可能です。このため、巻き巾いっぱいに整列巻きする設計であれば、個体のばらつきがボビン巻きよりも小さくなるように思います。
そういうことですか?整列状態で変わってくるということですね。なるだけ整列するようにまきましたので、多分80〜90%くらいはそうなっていると思います。電動で定速で巻いたほうが整列し易いようでした。もちろん、目で追える位の速度でないといけませんので、分間12〜13回程度の低速でもあります。http://www.turneraudio.com.au/output-trans-winding.htmlにあるような分間300回なんて、どうやって巻いているんでしょうかね?やっぱり、ガラ巻きというものでしょうか。 もう少し線の供給源を離すことができれば私も、もうちょい早く、整列し易くできそうなのですが、狭くて何ともなりません。
私も ボビン巻き の経験はあります。10年後とは言いませんが、数年後の結果を期待しています。
プッシュプル用6W・7k−8Ωの出力トランスができました。1個巻いたところでさすがにうんざり。電動巻き機を作るはめになりましたが、材料がなかなか集まらずえらく時間がかかりました。びゅんびゅん巻けるわけではありませんが、大幅効率アップです。特性はこれから確認ですが、まあ一応使えそうではあります。
ボビン巻きで両方とも良い特性ならば、レイヤー巻きに挑戦する必要は特に無いかも知れません。ボビン巻きはいくつか巻いたときに良品をそろえるのが難しいんです。何度巻いても駄目な人は駄目ですし、経験があまりなくても良品を巻ける人は巻けるという不思議な世界です。微妙な手先の力加減なんでしょうね。
スピーカーのエンクロージャの仕上げにオイルフィニッシュを施してみました。木材の仕上げにはニスやウレタン塗料、カシュー、漆(これはあまりないか?)などがありますが、これらの塗装に比べてオイルフィニッシュは刷毛ムラができないので失敗の少ない仕上げ方法だと思います。仕上がりも高級感漂う重厚な出来栄えです。作業時間は約3時間でした。出来上がり品は関東の掲示板に載せてあります。参考までに今回の用具と手順を公開します。何かのお役に立てていただければ幸甚です。用具@ チークオイル(この他にも数種類あるようです)A シンナー(刷毛の洗浄用です)B 刷毛(適度な大きさのもので)C ペーパーホルダ(あると綺麗に仕上がります)D サンドペーバー(♯120. ♯240. ♯1000)E ウエス(何でもいいです)F マスキングテープ(削り粉が箱の中に入らないように)G 防塵マスク(削り粉が結構キツイです)手順@ 木目に沿ってペーパー(♯120)がけをして、表面を無垢の状態にします。A 固く絞ったウエスで削り粉を拭き取りながら水の染み込み具合を見て均一に染み込むことを確認します。均一でないと仕上げにムラができますので、そのときは@をもう一度行います。B 木目に沿ってペーパー(♯240)がけをして、表面を整えます。C 削り粉を良く落としてからチークオイルを刷毛で塗ります。返し刷毛などは気にせずにタップリと大胆に塗ります。特に材の断面は吸い込みが激しいのでジャンジャン塗ります。D 数十分放置します。E いま一度チークオイルを刷毛で塗り、すぐにペーパー(♯1000)をかけます。オイルと出てくる削り粉の混ざったペースト状のものを材に擦り込むような感じで行います。F すぐに乾いたウエスでふき取ります。G 乾燥して出来上がり。反省点・注意点・♯1000のペーパーは細かすぎたかもしれません。・チークオイルはビンの蓋をしておかないとすぐに酸化して色が変わってしまいます。使用上問題があるのかどうかは不明ですが、精神衛生的によろしくありません。・若干クサイので周囲への配慮は十分に行いましょう。・思ったほどオイルは必要ありません。通常のエンクロージャでしたら1瓶あれば十分です。足りなければ買い足すぐらいでいいと思います。・チークオイルの滲みたウエスは酸化して発火する危険があるようですので、すぐに焼却するか水に浸けておくなどの配慮が必要なようです。・新聞紙の使用はインクが染みる可能性があるので避けたほうが無難なようです。
昔オイルフィニッシュをしたことがあるのですが、その時はオイルの種類かわいと薄めの色であまり変らなかったのですが、結構色がついていますね。素材のチークの下地が良いのでしょうか。まあ時間とともに味わいが増すかもしれませんのでこの辺がオイルフィニッシュのいい所かもしれません。
数種類はあるようです。天然、合成、染料入り、などなど。どれを使うかで仕上がりが左右されるようですね。
はヒータートランスです。巻き線に多少余裕があるので、ARITOさんのいわれるレイヤー巻きのチャンスでしたが、巻き芯になかなか手がつかなくて今回もボビンにしてしまいました。また、線径を勘違いして容量不足気味ですが半日ほど稼動させて見た感じでは何とか使えそうです。もっとも、これを使ったアンプ製作の見通しは全然ないので当分塩漬けです。
トランスの自作が出来ると楽しいですね。自作のトランスならではのミニアンプです。
このアンプをご紹介したページです。http://www.za.ztv.ne.jp/kygbncjy/tubeamp/PCL84UL/PCL84ULPP.htm
完成おめでとうございます。と言っても既に素晴らしい出来ばえを拝見しております。自作の強み、羨ましい限りです。
増えてしまって、アンプまでなかなか行き着かないですけどね。トランスを自作するようになって、更に面白くなりました。今度はカットコアCS6.3を使ったミニアンプを検討中です。全トランス内鉄型で行こうと思ってます。
いいアンプをつくるためのトランス。市販ではできないものをつくるのは手作りの真骨頂ですね。わたしも、いつかは、と思いますが・・・。
細い線を数千ターン巻かなければならないので、ちょっと難しいですね。レイヤー巻きはボビン巻きよりも難易度は高いかもしれませんが、巻き手への依存度が低いような気がしますので、出力トランスを目指すならばレイヤー巻きを練習された方が近道のような気がします。
そういうものですか。OPTは道遠しという感じですが、仕様を考えていると頭の体操になるかもしれません。まだまだ、色々と経験をつまなくてはいけませんね。
前掲の自作トランスアンプの前面からの見てくれです。
見事な巻きのトランスなので,カバーかけるのがもったいない気がしますね.さて写真のほうは,ストロボ光の加減でしょうか,随分と色が違って見えますね.実物はどちらに近いのでしょうか?
巻線についてお褒めのお言葉を頂き恐縮です。後のでカバーが掛かってる方が現物に近いです。もともと塗料が¥100ショップ出身なので、赤と言う事で買ったのですが、くすんだ濃ピンクって感じで気に入らないのですが仕方無しに・・。
PT、OPT共に自作品です。PTにはCS-100、OPTにはCS-20型のアモルファスコアを2個使いました。球は25E5と同等のジャンボミニチュアー管25HX5プレート電圧は250V、Esgが125Vで凡そ20Wの出力です。大分てこずったのですがMFさんのてこ入れで日の目を見ました。
自作トランスを一応使えるようにして見ました。100Vの絶縁トランスですが、測定してみると無負荷励磁電流 15mAレギュレーション −6.0%:定格負荷時(100VA)層間電圧差 0.15V1次側直流抵抗 3.1Ω(2層パラ)2次側直流抵抗 3.3Ω(2層パラ)レギュレーションは予測どおり丁度6%でした。ほとんど1、2次の直流抵抗による銅損ですね。直流抵抗値はテスターなので0.1Ωオーダは怪しいところです。このトランス1,2次とも層別に端子を出しているので、50V両波x2、25V両波x2とか100−200V、200−100V変換などにも使えるようになっています。
製作した電源トランスを12L6GTの差動アンプに実装しました。(ノグチPMC190と入れ替え)かん違いでヒーター容量が小さくなってしまい、若干電圧低めですが、まあ、何とかいけそうですので、様子をみます。やっぱり、センタータップがあった方が使い易かったですね。次の時は考えます。このアンプはOPTも東栄のT-1200x2を改造してP-P用にしたものなので、かなり「手作り度」アップになりました。
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