トランス講習会で巻いたボビンの残りの巻線がなんとか完了、最後はほぼガラ巻き状態ですが練習のつもり最後まで巻いてしまいました、コアに入るか怪しいのですがとにかく完成を目指します、だめならまた巻き直せば良いだけすからね。このあとの処理フィルム巻きですからそれともテープ巻きですか?
内田さん さすがですね。2本巻もバッチリ決まっています。この後は、絶縁フィルムを2重くらい巻いて1個目は完成です。巻太りについては写真から見る限りでは余裕がありそうですが、確認方法としては、とりあえずこのボビンと空のボビンをコアにはめてみて、今回巻いたボビンと同じものがもう一つ入るか調べるればOKです。さて、2個目を同様に巻いたらコアに組み込みます。この状態が、先に挙げた私の写真です。ここで、巻線のチェックをする訳ですが、直接100Vを入れるのは危ないので、スライダックもしくはヒータートランスなどから10V以下に落とした電圧を印加する方が良いでしょう。1.まず、片側ボビンの1次側に電圧を加え、同じボビンの2次巻線に設計した電圧比で電圧がでていることを確認する。2.次に、1.と同じ入力状態で、反対側のボビンの2次巻線に1.と同様の電圧がでていることを確認する。3.2つのボビンの2次巻線を直列に接続して電圧が2倍になっていることを確認する。4.いままで、片側の1次巻線しか使っていませんでしたが、もう一組の1次巻線を直列に接続して、3.で確認した電圧が半分に低下するのを確認する。万一、1次側の位相が逆だと電圧はほとんどでなくなります。5.以上で、各巻線の位相が確認できたはずなので、きちんとボビンに印を付けておく。6.実際の使用法としては、1次巻線は並列に接続する。2次巻線は各々の仕様で適宜使用する。以上です。これがOKとなれば、端子板の取り付けと、配線。最後に、化粧用のクラフト紙を巻いて完成です。このあたりは、後で書き込みます。きん@品川
いきなり100Vを入れるのは危険ですから、100V用の普通の電球を直列につないで入れると安全です。異常があれば電球が光り、光からなければOkです。