古い電子ピアノHP2800用にヤマハのNSX-1チップ使用のeVY1基板を使ったMIDI音源を作りました。64音ポリフォニックです。これはもともとUSB-MIDI基板でパソコン接続で使用する前提のようですが、MIDIインターフェイスをつけてシリアルに入れてやると鳴らすことができました。電源はデジタルアナログ共用にしたかったのですがパルスノイズがひどく、やむを得ず5VはUSBアダプタ、12VはACアダプタとしました。
なかなか興味深い製作ですね元のHP2800とeVY1を通した音の違いが気になります追加報告に期待♪
内山さん、こんばんは。この工作のおかげで2年ぶりにピアノ弾きましたよ(笑)このNSX-1というチップは内蔵の音源ROMに焼くデータによって種類があるようで、今回使ったのはGM+VOCALOIDが入ったものです。HP2800は30音ポリなので、今回の音源では同時発音数は倍になりましたが、GMの中のピアノですから音源としてさほどの音質ではないようです。音源音質でいうとHP2800オリジナルの方がいいと思います。NSX-1はバリエーションとしてRAS(Real Acoustic Sound)が内蔵されたものもあって、こちらはものすごくリアルな音質らしいのですが、残念ながら入手ができません。今回使ったチップはGM128音色とボーカロイドの他に、かなり凝ったエフェクトが内蔵されているのですが、エレピからのコマンド送信では使えない機能も多く、使いこなそうとしたらパソコンから使うか、マイコンを内蔵して独立したMIDI音源モジュールに仕立てるしかないようです。今回はMIDIがすこしわかったのが収獲だったと思います。