蝦名さんが使っているのを見て、「いいな〜」と思っていたのですが、今年の初めについに購入してしまいました。一月近く使って思いましたが、やはり専用工具はスゴイですね。高いけど!しかし、プリント基板に付いた部品が、綺麗に素早く外せます。スコーンと気持ちよくはずれます。半田ごてやスッポンでガシガシやって、基板パターンや部品を壊してしまう事を思えば、決して高いものではないと思いました。これさえあれば、基板上の改造も気軽に出来ます。取り外した部品の端子部分などに付着した余分な半田も簡単に除去できます。HAKKOのFR300の場合は、現状、共立エレショップが底値(¥20,412)のようです。お小遣いに余裕があれば、是非揃えたい工具のひとつだと思いました。買ってよかったです。
基板のハンダ付けに燃えていると思ったら、このせいもあったんですね。この手の装置は、大型のものでも小型のものでも使い終わった後に掃除が必須ですね。最初は加減が分からなくて放置しておいたらノズルが詰まってしまいました。手入れさえちゃんとやると決めて使うようにすれば、大塚さんが書いているようにすごく便利で、手放せません。
先日蝦名さんが「ほっとくとすぐ詰まるんだよね〜」と仰っていたのを聞いていましたので、使い終わったらニードルでお掃除を必ずして、先っちょに半田も盛っています。特にフィルターパイプ内のハンダを掃除するのは、無針注射器のセットアップみたいでちょっと面白いと思うのは私だけでしょうか。高価ですが、値段以上の価値アリですね。温調といい、吸取り器といい、最近道具を充実させるたびに腕が上がった気になって気持ち良く製作出来ます。
半田吸い取り機は以前と比べると随分良くなり、私も仕事柄この手は重宝しています。 まあ半田鏝としては高いですが、総合的には自作モットーの方にはやはり必需品ですね。
専用工具は使い勝手が大変良いですね。温調つきでスタートアップも早く、とても使いやすいです。しかし、一箇所だけと思って半田ごての代わりに、これでハンダ付けをしようと試みましたが、先っちょの形状が特殊なせいで恐ろしくやりにくかったです。というか無理でした。やはり吸い取り専門のようです。(当たり前か・・・)