トランス大好き人間です.先日関東変圧機材さん0471-76-7011に電話して,変圧器設計資料を送ってもらいました.コアとかボビンとかを小売りしてくれるそうなので,トランス巻き大会を開いてはどうかと思います.まずは,チョークコイルからでも......この資料には銅線数値表が載っていますが,この資料の電流密度を絶対最大定格と見て使用銅線の線径を決定すれば良いと理解していますが,この何%くらいを定格使用電流としたらよいでしょうか?目安をご存知にかたはご教示ください.例えば右上で,269mA流せる銅線の線径が0.37スケアとすると,定格使用は何mAくらいでしょうね?直流を重畳した場合のインダクタンスの計算などはコア・ギャップとの関係で別に計算するとして,安全使用範囲での話しです.単純に表中の電気抵抗の項目から発熱量を計算して温度上昇を算出するだけでいいのでしょうか?
大ベテランのカメさん真空管BBSがおすすめです。http://homepage2.nifty.com/Kame/
トランスの専門家をバカにしてませんか。
今年はチョークトランスと電源トランスを使ったアンプを作って見たいと思っていますので、是非巻いてみたいですね、自分で巻いたチョークを自分のアンプ使えたら最高です!!、トランスのタイプはEIタイプですかそれともカットコアタイプですか?
T600を超える自信がおありなら 巻いてみて下さい。
トランス巻きはノウハウの塊ですから,プロに対抗しようなどという気は毛頭ありません.趣味で巻いて楽しむ程度ですからご心配なく.皆さんもメーカーやプロが製作したもの以上の性能を出そうなんて考えずに楽しく巻きましょう.私もチョークコイルからスタートです.K.Ame さんのところは,参考になりますね.
いいものが出来ましたら私の真空管式ミニアンプに使えますね。楽しみにお待ちしております。
トランス自分で巻けたら楽しいですね。もし何とか使えたら次は性能向上にも挑戦。その次、次を考えるだけでもオーディオ趣味をクスグリますね。そして最後には出力トランスにも大挑戦、6BM8超三のヘナヘナトランスと交換、測定してみたら大成功。夢ですが。
魅惑の 真空管ミニギャラリーhttp://6041.net/audio/minigallery/
面白そうなことこの上ないですね。是非やりましょう。作れるものは自分で作ってみてこそ「手作りアンプの会」のメンバーです!良いか悪いかは、自分で作って自分で使って他人に聞かせて自分で決める!ということで(笑)
三上さん こんにちは1.銅線の太さについて導線数値表の電流密度は絶対最大ではなくて、使用最大電流の目安と考えて良いと思います。その証拠に、2.5A/mm2 と3A/mm2 の2通りの記載が載っています。また、市販しているトランスの銅線径はこの電流密度よりもっと大きなところで使っているという話も聞いたことがあります。要は、銅損をどの程度見込むかというところで決定すれば良いのです。アマチュアの場合は、コストやサイズに対して寛容になれる大きなメリットがありますので、線径も太めにとれますね。(というか、こういうところで余裕を持たせれば、市販品より高性能なトランスが巻ける可能性が出てくるわけです。)と言う訳で、私は銅線の太さは設計電流で2〜2.5A/mm2でやっています。2.トランスのコアについてコアは、三土会でも申し上げているように、組み立てやすさ、性能、入手のしやすさ、と三拍子揃ったカットコアをお勧めします。3.巻線器についてK.AmeさんのHPに書かれているもので実用上全く問題はないですし、製作コストもかかりませんのでお勧めです。プロ用の手巻き巻線器もこれと似たようなものです。4.トランス製作の資料について具体的な設計例としては、武末数馬先生の名著 「パワーアンプの設計と製作」に参考となる記載がありますので、出来れば購入されるのがよいのですが、復刻版も絶版となってしまっていますし、有っても非常に高いので図書館などでお調べになると良いと思います。5.トランス巻き大会について一度、三土会にでも私の巻線器をお持ちしますので、雰囲気をつかんでいただき、実際に巻線器を作られた方が何人か揃ったところで、どこか場所を確保してやりましょうか。使用するコアや線材はまとめて買えば良いですし、面倒な含浸は私がお引き受けできます。大会にはK.Ameさんにも声をかけさせてもらおうと思います。最後に、一般的な資料として役立ちそうなのを下記に紹介します。トランス製作の実際http://www.kitagawa-denki.co.jp/trans/trans-frameset.htmlカットコア寸法図http://www.nihon-cutcore.co.jp/cutcore_inf.htm
きんさんからトランス巻の件を聞いたときに面白そうだと思っていましたのでぜひ開催しましょう。なかなか準備が大変そうですが、またこれも楽しみです。 線径の件は銅損による発熱が被覆の耐熱温度を超えるかどうかで決まると思いますので、巻線の状態(密度や熱伝導度)などでも変ると思います。トランスの場合は経験則に近いものではないでしょうか。 資料の「パワーアンプの設計」には上巻383ページから14ページ(A5)の資料が出ていますので、今度持って行きます。よろしく。
トランスの安規は、IEC61558ですから、これが参考になります。耐熱温度はエナメル被覆ではなくて絶縁紙が低くA種です。多分ウレタンエナメル線を使用すると思いますが、UEWはE種もOKです。http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/hourei/gijutsukijun/2koukijun/140318-j61558-1.pdfhttp://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/hourei/gijutsukijun/2koukijun/140318-j61558-2-1.pdfアンプに組み込んだときの安規はIEC60065です。http://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/hourei/gijutsukijun/2koukijun/140318-j60065.pdfトランスを巻くときは、電流密度だけでなく、絶縁距離も安規に従うと安心です。
三上様、2回目でしょうか。安全電流には、こんな式があるようです。安全電流 = 2*D*D直径 0.5mmのUEW等では、 2*0.5*0.5 = 0.5A になるようです。これを使って、捲いています。
自作トランス、いいですね昔、オーディオをやっていた父親に、最近オーディオ造りをはじめたことを知られたら、「オーディオ作るなら、トランスくらい自分で巻け!」と怒られてしまいました。是非やりましょう!
昔で言うエナメル線=ホルマル線は現在は一般的でなく、ポリウレタン被覆線が主流で、目的によってはポリイミド線などもあり、被服の厚さによって0種から3種まであります。また、自己融着線といって、コイルを巻いた後に加熱すると線同士が接着するものがあります。また、含浸でなく、巻き線時に接着剤を塗りながら巻く方法もあるようです。以下にマグネットワイヤのカタログHPを添付します。http://www.hitachi-hmw.co.jp/catalog/file-c/M001A.pdf鉄心のヒステリシスはたとえパーマロイであっても“必ず”あり、その影響を極小に抑えるにはかなりのノウハウが必要です。コイルの巻き方=テンションや接着/含浸の有無、導体径や被服厚による音の違いも有るでしょう。まずは、コイルの最適化を考え、鉄心なしのコイルからはじめてはいかがでしょう?コイル巻きのノウハウを抑えてから鉄心つきにしたほうが最適化のためのパラメータを絞りやすいと思います。
> 趣味で巻きます 名前:三上@東京品川私の提言です。やるんだったら趣味でなく 最高のトランスを作って 知らせて下さい。賛同頂ける方は 魅惑の真空管ミニアンプ ファン 一般 自作真空管アンプ ファン オーディオトランス メーカー です。期待しています。頑張って下さい。
初めての発言です。宜しくお願い致します。さて、電線の安全電流のことで論議されていますが、私のささやかな経験からは、2.5A/mm2〜3.0A/mm2の間の数値を採用して置けば無難の様です。放熱条件で大いに左右され一概には言えませんが(ケース入り・伏せ型・縦型など)この間の数値で巻いたトランスでは購入した物に比べても発熱が低いように感じています。もう一つ大事な事は電圧変動率です。全負荷時と低負荷時の差が小さいのが良い訳でそう言う意味合いからは太い線を使うのが良い訳で大きさと効率のバランスも考える必要があります。私は巻足し率を5.5%〜6%(全負荷時はやや内輪)で設計していますが、購入した60VAの絶縁トランスで実測したところ定格負荷時出力電圧が100%、負荷開放時110%でした。このことから推測すると電流密度は3.0A/mm2以上で有ると思われます。逆に言えば3.0A/mm2未満で電圧変動率を念頭に置けば充分な余裕を持った使い方で有るのでは無いかと思っています。
K.Ameさん、この掲示板にようこそ。手作りトランスは余裕の設計で行こうと、2A/mm2程度で巻いてみましたが、電圧変動率は良いですが、巻くのが大変(窓ぎりぎり)で、少し余裕見過ぎの感じをもちました。通常は余裕を持たせた設計のアマチュア作品でも2.5A/mm2程度で十分な気がしますね。ところで、次回の三土会にいらっしゃいませんか。参加者の皆さんも、K.Ameさん作のトランスや小型アンプを拝見するのを楽しみにされると思います。
k.ameさんおはようございます。ご連絡が遅くなりまして申し訳ありません。この板でご覧のとおり手巻きが盛り上がってますので、個人的に連絡するのを控えておりました。三土会に一度おいでになってはいかがですか?経験談などをお伺いできれば会の皆さんも興味のあるところだと思います。
家に引っ込んでからは秋葉原にはとんとご無沙汰です。ご質問が有れば私の掲示板でもここでもどうぞ、でもここはたまにしか覗かないと思います。このような掲示板が出来てる事そのものを知りませんでした。で、巻線の太さですが経験則的には2.5A/mm2〜3.0A/mm2が宜しいようで・・・更に巻線の用途に依っても太さを加減しています。例えば一次線は総負荷容量よりケチってるとか・・。(無信号時は電流が少なく信号時に増えるわけなので変動分の幾らかを割り引いたり・・)太すぎるとレギュレーションは良いが、容量の割りに大きいコアの厄介にならねばならず重量・容積・費用が嵩みますよね・・。
私の掲示板にワニス含侵の模様やカットコアでの基本的な組み立てが出ています。参照してみてください。http://hpcgi2.nifty.com/Kame/joyful.cgi