トランスを巻くのはハードルが高いので、たまたま数種類のコイルが必要になった事もあって空芯コイルの巻き器をつくりました。きれいに巻くのはやっぱり難しいです。とりあえず、1mmpaiのウレタン線で0.8mHを2個巻きましたが、狙いより小さい値になり、また少しばらついています。数をこなさないとだめですね。巻き芯(アセタール樹脂30pai)に割りが入らないので抜くのがやっかいです。何か良い方法はないでしょうか?
ネットワークのコイルでしょうか、結構上手く巻けていますね。この手も市販では丁度良いのがなくてほどいたりして使っていますので、手軽に巻ければ便利かと思うのですが、そうは簡単ではなかったり。
ポリアセタール樹脂は加工がしやすい樹脂の代表格です。金鋸で割って足りない分を板で補った巻き芯を作ってはいかがでしょう?割り無しの巻き芯を使う場合、その方面では1/100〜1/200のテーパーをつけるようです。鉄心を入れない場合はラップの巻き芯を使って抜かないというのも手かも。最近の50mまきの巻き芯はしっかりしていて流用できそう。
ネットワークのコイルも、ただインダクタンスを合わせれば良いというものでもないのでしょうね。まぁ、とりあえずやってみよう・・・、ということで。巻き線器があるともっと太いのもいけそうなので市販の1.4pai ュらいまでは巻けそうですが、OFCなどの線材は入手できないんでしょうね。 今の巻き芯をノコで割るのは結構テクが入りそうです。旋盤があるといいんですが。今のところ、簡易のプーラーをつくるか、市販のラミン棒に巻いて抜かないかどちらかにしようと思っています。ラップの巻き芯も手ですね。 今日、エポキシ樹脂を買ってきましたが、これをどうやって含浸させるか、デシケータと真空ポンプが欲しくなってしまいました。うぅ、だんだんエスカレートしてしまいます。
nakayamaさん こんにちはコイル 写真では良く巻けているように見えますが、もっと綺麗に巻くというのであれば、トランスのように1層毎に層間紙をはさむという手があります。今のマグネットワイヤーは絶縁が良いので層間紙はマストではないのですが、層間紙を入れないと上に巻いた線が下の線の間に入り込んでしまいうまく巻けません。今回のような太い線でも同様ではないかと思います。割りを入れない巻芯を簡単に抜くためには。巻芯に薄い銅板などを巻き、その上にもう1層紙などを巻き付けてコイルを巻いたらいかがでしょうか。巻芯を抜くときは、銅板をペンチなどで引き抜けば本来の巻芯との間にクリアランスが出来ますので簡単に抜くことが出来ると思います。含浸の方法はK.ameさんのHPに詳しく紹介されていますが、このようなネットワーク用コイルならば真空含浸などしなくても、ワニスにじゃぼ漬けするだけで良さそうに思えます。(主目的は巻がほどけないようにするため)巻線器の写真を拝見すると線の位置決め部に青い部品がありますが、これの役目を教えていただけませんか
以前ソレノイドコイルを巻いてくれる業者さんにコイルを巻いてもらったときに多層巻きの場合、各層の巻き始め位置が少しづつずれるため、完璧にきれいに巻くことは不可能とのことでした。nakayama(岡崎)さんのコイルの仕上がりを見る限り、業者さんとそん色ないように見受けられます。たいしたものです。
きん@品川さん、松本さんアドバイスありがとうございます。使っている芯は含油アセタールなので滑りはそこそこのはずですがギューギューに詰めて巻くとさすがにすぽっというわけにはいきません。いまは、芯に厚手の紙を巻いて力づくで抜いていますが・・・。もう少し抜け易いものを一層挟むといいのですね。考えてみます。 今は段数が5〜6段なので何とか持ちこたえていますが、1mH以上のものを巻くときは紙を挟んでやってみます。 位置決めのところの青いものですが、これも巻き芯と同材料でテンションを調整しています。その下のベーク板をレールにして左右にスライドしますが、ベアリングを使っていないので動きはイマイチです。そのうち(?)モーターで巻こうと思っていますので、(アホですね。)改良します。 含浸は、Tテック並みを目指そうかと・・・手段が目的になったりして。