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画像タイトル:電源基板 -(149 KB)

SV811電源基板 yasue 2008/04/01,15:58 No.365
 363の続きです。
電源基板の完成です。
>> パターンの間隔 粕谷@江東区 2008/04/02,18:29 No.369
例えば350Vの場合、パターンの間隔は5mm必要らしいです。
大丈夫なのでしょうか?"平ラグパズル"で検索かけてみて下さい。
>> Re:パターンの間隔 山根 2008/04/02,21:59 No.370
> 例えば350Vの場合、パターンの間隔は5mm必要らしいです。
それは,ゆうなればシロートの浅間山です.
このIC,SOPだと,1.27mmピッチのピン間,パターン間0.55mmで
625Vmaxとなっています.
http://www.irf.com/product-info/datasheets/data/irs2101pbf.pdf

実際にそのICを使ってますが,一応これ塗ってます.
http://www.sunhayato.co.jp/products/list.php?qry=AY-

使い出してから10数年以上ですが,絶縁破壊が原因の市場不良は
1件もありません.
絶縁耐圧が気になるようなら,ハヤコートを勧めます.
>> 無題 粕谷@江東区 2008/04/02,23:25 No.372
Typical Connectionの回路を見ると、IC本体に直接高圧がかからない
ようになっています。ICのピン間に625VかけてOKの仕様なのでしょうか?
気になるのはプリント基板の耐圧なのですが。。。
>> ここに nakayama(岡崎) 2008/04/02,23:53 No.375
メーカーさんの解説がありますね。http://www.nksystem.co.jp/pcb_base.html#t17 高圧を流すには、結構パターンのギャップが入りそうな・・・。 裸線で裏打ちすれば電流の方は何とかなるのでしょうが。
>> ご心配をおかけします yasue 2008/04/03,15:36 No.381
 過去 数十枚のプリント基板を製作、さらに微細で高電圧の基板も製作しましたが事故は皆無です。
パターンの間隔よりもシャーシとの絶縁に気を付けています。
>> 無題 山根 2008/04/03,18:23 No.382
> Typical Connectionの回路を見ると、IC本体に直接高圧がかからない
> ようになっています。ICのピン間に625VかけてOKの仕様なのでしょうか?
IRS2101は,ブートストラップで動作しています.
簡単に説明すると,上下のMOSFETが交互にONします.
上側がONするとVsは600Vになり,下側はOFFですからLOは0Vです.
つまり,Vs-LO間は600Vです.

また,メーカーさんの解説は古すぎます.
今,電取法は無いです.電安法です.
基本的にWTO/TBT協定で,国際的に通用する規格になっていますから,
日本,米国,欧州規格の元のIEC60065を見ることを勧めます.
>> ショート怖い 粕谷@江東区 2008/04/03,20:22 No.383
私は会社ではICのパターン設計やってまして、設計基準に基づいてDRCで
確認します。職業柄そういうことに敏感ということで、ご了承下さい。
例えは悪くて恐縮ですが、お寺大会でショート事故起こされた御仁が
おられましたよね。それが定電圧基板だったということで、気になって
しまったわけです。話がそれてしまいますが、保護回路の無い(高圧)定
電圧回路がショートすると、発火に至るのでしょうか?
>> 無題 山根 2008/04/04,00:03 No.384
> 保護回路の無い(高圧)定電圧回路がショートすると、
> 発火に至るのでしょうか?
安規上,発火は許されていません.チャンと設計されていれば,
ショートして壊れても,発火,感電等の事故はありません.
勤務先の安規担当に聞けば,なぜパターン間0.55mmで625Vmaxが
許されるのか,わかりやすく教えてくれるでしょう.
>> 上野@足立区 上野@足立区 2008/04/04,01:04 No.385
まぁ、IECやJISは「これを満たせば何が起ころうとまず大丈夫」という超安全サイドの規格ですから、アマチュア工作で絶対守らなければならないというものではないので、そう目くじらを立てなくても。私は仕事では通信機器用のIEC60950-1に虐げられてますけど。

JISやIECではパターン間の間隔は沿面距離、シャーシとの間は空間距離というものに該当して、それぞれ規定が記載されています。沿面距離は、基板のおかれている環境(汚染度または汚損度)に依存していて、いつでも5mmと決まっているわけではありません。
http://www.cqpub.co.jp/toragi/TRBN/trsample/2004/tr0406/0406sp6.pdf
実際の認証試験では、この距離が守れていない場合には運転させて発熱や火災が起きないことを証明すれば合格になりますので、運用上問題ないこともありえます。そう言う意味でも絶対の数字ではありません。

そもそもサブミニチュア管は沿面距離が守れてなさそうですし、ユーザーが触れる可能性のある部分は70℃以内とするという規定は真空管アンプでは守れてないのがほとんどだったりしますしね。

ちなみに、ノートPCのACアダプタのラベルにはCEとかULとかのマークが入っていますが、これはこれらの試験に合格していることを表しています。ACアダプタを分解すると、沿面距離や空間距離が守られている、または絶縁シート等を介在させて絶縁を満たしていることが分かります。


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