先日蒲郡市シニア吹奏楽団 創立10周年 ありがとうコンサートを録音しました。そこでドボルザーク作曲交響曲9番第4楽章の一部の配信の許可が得られたので当方のHPから配信しています。お聞きください。ttp://www.audio-romanesque.com/110529sinia.html
ありがとうございました。なかなか立派な演奏でした。ダイナミックレンジの広いこうした演奏の録音は難しそうですね。
nakayama様感想を有難うございます。50名位いるのと音の出る位置もまちまちなので天吊りも含めて10本のマイクを使用しています。確かにダイナミックレンジは広いですが、ゲネプロの時にピーク音量が確認出来るので音量での苦労は無いです。それより音を拾うマイクの位置決めが大変です。
バックグランドのノイズも少ないし、クリアに撮れていてうらやましいです。 自作マイク2本とパソコンで撮り歩いている私には想像もつかない大変さを感じます。 吊りマイクをメインに音を加える、という方法なのでしょうか。マイクの位置による時間的な補正ということもやるんでしょうか?
吊りマイクをメインに音を加える、という方法なのでしょうか。マイクの位置による時間的な補正ということもやるんでしょうか?>メインマイクは中央の前から3列目の客席に置いている2本のC37P改造です。高さは客席に人が座った頭の位置より少し高くします。音源が指揮者から左右に広がるので中央のC37P改造から左右各5mにC47改造を2本ずつ置きます。この列の左右端の花道に側の通路に同じくC47改造をマイクスタンドを目一杯上げて(約2.7m)バンドの後方のトランペット等に向きを合わせます。天吊りマイクはC38B改造で、照準をサキソフォンやチューバ・トロンボーンに合わせます。以上の配置ですとビデオの画面にかかるのが最小になるので苦情は来ません。このマイクの配置ですと天吊りのマイクも含めてほぼ同一線上に置くので、チューバやホルンも含めて音の遅れがなくほぼ同一タイミングの音が取れます。2本のマイクですと大編成のためどうしても同一タイミングの音が取れません。無志向性マイクではまず無理でしょう。後はこの10本のマイクの信号をミキサーに入れてミキシングして2chにしてHDDレコーダー2台に記録します。C37P改造の音を中心に聞こえにくい音を各マイクから足していきます。結果として中央のマイクが6割、その他のマイクが4割でしょうか。1レコード48KHz24bitの2chで186分ですからまず安心して録音が出来ます。
ステージ上ではなく、ホールのほぼ同一面上に並べているということなんですね。詳しい解説、ありがとうございました。
<ステージ上ではなく、ホールのほぼ同一面上に並べているということなんですね。>まず開催者の意向でステージ上にはマイクを置けないし、また客席でマイクを高く上げられませんので、考えに考えながらでの位置です。今年末にオケとコーラスの録音が予定されているので、この時はオケとコーラス群の間にマイクを置こうと思っています。その分選択肢が増えますので。