マイクの出力電圧は1mV以下とカートリッジより低く、この電圧をミキサーまで送らなければならない。ケーブルの長さは数メートルからプロの世界では数100メートルまでになる。ここにわれわれのアンプ間の接続に使っているRCAケーブルの伝送方式、不平衡回路ではケーブルに雑音が混入して全く使い物にならない。 そこで 平衡回路と言う伝送方式が使われている。これはアース線1本と2本の本線合わせて3芯のケーブルを用いたもので、マイク側とミキサー側におのおのトランスを使って平衡回路を作っている。 参考 不平衡回路で伸ばせるケーブルの長さはおよそ2メートル程までである
最近のコンデンサーマイクにはトランスレスもありますし、ミキサーのヘッドアンプもトランスレスの平衡増幅になっていますね。
参考 不平衡回路で伸ばせるケーブルの長さはおよそ2メートル程までである参考 元電電公社のアナログ回線は 平衡回線・増幅無しで20Km以上の距離間通信が当たり前でした。
参考 元電電公社のアナログ回線は 平衡回線・増幅無しで20Km以上の距離間通信が当たり前でした。そうですか。こんな長距離の伝送、平衡回路とはすごい技術ですね。伝送インピーダンスは600Ωなのでしょうかネ。600Ωはここから来たのですかね。古い技術もたいしたものです。