生録をする時に注意することは沢山ありますが、ここでは風と振動の悪影響についてお話しましょう。まず 風の影響ですが、屋外で生録する場合、必ず風の影響(吹かれと言います)を防止しなければ良い音はなかなか録れません。防止法は女性用のストッキングを3枚程重ねなるべくゆるくマイクを包めば効果があります。この上にウレタンをかぶせると効果が高まります。防止効果は1-3メートルの風ぐらいですね。 大き目のカゴにマイクを入れてカゴ全体をストッキングで包むと相当な効果があります。これだと海岸で波の音も録れるでしょう。 それから振動雑音です。マイクを手で持っていると必ず擦れる音や振動音が入りますから、固定する必要があります。固定する場合、マイクにウレタンを敷く事を忘れないように。マイクスタンドを使う場合もスタンドの下にウレタンを敷くと良いですね。 振動音の場合は電気的に60Hz以下をカットすると効果があります。