共振回路について@コイル、コンデンサの直列並列変換コイル、コンデンサには直列等価、並列等価が設定でき、並列Q、直列Qは等しくなる。また、Qが3以上ならば、直列、並列のインダクタンス、キャパシタンスは等しいとして良い。AQL=負荷Q、QU=無負荷Q、QE=外部Q と定義すると、以下の合成ができる。1/QL=1/QU + 1/QE無負荷Qはコイル単体のQとして扱い、QEは外部負荷や能動素子の入力抵抗のQとして扱える。トータルの回路のQはQLで同調回路のBW設定と関係付けられる。QUは出来合いのコイルのQで決まるので、1/QE=1/QL-1/QU から、必要なQEが求められる。QEを発生させる抵抗は既知なので、これより必要リアクタンスが求められ、ω換算で、必要インダクタンス、キャパシタンスが求められる。これにて、高周波段の入出力回路定数が設定できる。言葉で書くと何のことやら????。でもでもこれって、真空管時代からの設計術で、至極あたりまえのことなのだそうな。