(162)08/18_12:34
ごめんなさい、理解できなくて (川本@西東京)
>ステレオを聞いているときの定位位置ですが、上下に移るのをご存知でしょうか。
田村さん、御免なさい。勝手に解釈したところがあります。「上下に移る」とは?音楽を聴いていると定位位置が上方へ移行したり、あるときは下方へ移行するということでしょうか?次の文を読むと定位位置が上方へ移行するセットと下方へ移行するセットがあると言うことですから違いますよね。
>注意して観察すると定位位置が上にくるセットと下にくるセットが存在すことが解りました。<
ここで解からなくなったのです。で、勝手に目線より上で定位する、下で定位すると解釈したのです。「移る」と「来る」ですから定位位置が動くのですか?
>また、不思議な事に顔の向きに依存しません。実はモノラルでも上下の定位位置は変わります。<
顔の向きも左右上下と勝手に解釈しました。ううむです。
>ここでも定位位置を比較してみたのですが生の場合は目の位置より上に定位する事が多いようです。<
ここでやはり定位と解釈していいのかなと思ったのです。
(164)08/18_14:19
客観的な判断 (川本@西東京)
宇宙の中で自分がどの方向に進んでいるのか?或いは静止しているのか?それを客観的に判断するのは誰でしょう?判断出来るのでしょうか?
その時代、時代の多数の人々が認めたこと。それが客観的な判断。「地球は動かない」も「地球は廻る」も両方正しい訳です。そいう意味では客観的な判断は不可能ですね。幻想かも?
(165)08/18_20:00
定位位置を私なりに追試験しました。 (宇多@茨城)
こんな実験は始めてですが、やって見ないことには判らないことが多いですね。
比較的デッドな部屋で、床置きの 2WAY、ツィータは座った状態で眼高位置にあります。 試供音楽ソースは、アルバムを通して編成・編曲スタイル・曲想・テンポが殆ど変わらない(従って退屈な)インストものをレピートしました。 使用アンプには音像の定位位置が安定で、+−を換えても音の張り出しや引っ込みの差が少ない 6Y6GT 準超三結 pp としました。
<前向きの位置>
(1-1) 眼高位置にツイータを結ぶ線上が来るように座って、正面方向に顔を向けて顎を引くと、定位位置は L/R のツイータを結ぶ線上より高く、顎を上げて突き出すとツイータ線上より低くなりました。 なお、ツイータ線上と定位位置が丁度一致する角度が、少し顎を出したあたりにあります。
(1-2) 上記と同様に座って顔を向けて目を閉じると、少し上に、そのまま顎を引くと更に上に、顎を上げると下になり(1-1) とおなじ結果です。 視覚の影響を排除しようと考えたのですが、直接の関係はなさそうでした。
ここまでの観察結果から下記のように考察しました。
● 顎を引くと眼高位置が耳より下がり、顎を上げて突き出すと眼高位置が耳より上がることと関係ありそうです。
● 定位位置がツイータ線上またはフルレンジユニットを結ぶ線上の、下から上の何処になるかは、人各々の眼と耳の取りつけ位置関係と、常用する顔の設定角度によるものらしいと推定されました。
● しかも大体のケースでは、眼高位置はツイータ線上とほぼ水平位置にてうつむき加減で(時々スピーカを見上げて)聴取するので、上方に位置しやすいのではないかと推定されました。
● 一般にスピーカを見下ろす設置形態での聴取する・・・下に位置する・・・ケースは少ないものと思われます。
<横向きの位置>
(2-1) まっすぐ正面を向いた状態で顔を横に向けても、位置関係はかわらないことを確認しました。 但し顎を引いたり突き出した状態で横を向くと、水平が保てず L/R 共に耳と目の高さが狂い、補正するのは首の構造上かなり困難で、観測方法からはずしました。
(2-2) まっすぐ正面を向いた状態で、目を閉じて顔を横に向けても、(2-1) 同様に位置関係は変わらないことが判りました。
(2-3) 目を閉じて右および左に二度回って方向感覚を狂わせても、耳だけで正面方向および上下方向は大体判定できました。
● 本試験では安定な位置関係が得られましたが、ピンポイント的にクリティカルな事例もあります。 アンプおよびスピーカ(の組合せ)によっては異なる可能性がありますので、更にデータ収集が必要と思われます。
どなたか追試験されますかな。
(166)08/18_21:38
宇多さん、ありがとうございます。 (タムさんす)
宇多さん、こんばんわ田村です。
定位位置という表現がまずかったと思います。幾つかの事例ですが、自宅でテストした結果では我が家ではちょうど額のあたりに定位と言うより音が集まるように感じられます。また、自宅のTVの音に関しては口のあたりに集まる(尾を引く)様に感じられます。それから、生音の場合ですが額の上のほうに集まるポイントができます。注意深く観察するよりさらっと感覚をチェックしてください。
(168)08/19_05:34
ですから壁の影響ではないですかと (川本@西東京)
>自宅でテストした結果では我が家ではちょうど額のあたりに定位と言うより音が集まるように感じられます。また、自宅のTVの音に関しては口のあたりに集まる(尾を引く)様に感じられます。<<
田村さん、宇田さん、みなさん、おはようございます。
部屋の定在波、間接音でそう云う体験があるので壁の影響ではないですかと私は言ったゆもりなんですが、ツイターの角度を変え音像の結び方をテストしたのです。知識ではなく体験です。また、ステレオの定位が上、下というのはゴク普通の現象なのでわざわざ大沢さんがが語られることではないと思い、間接音の影響でしょうと言ったつもりなんですけどねぇ・・・。
以前、ヘッドホンの定位を頭の中でなくせめて目の前辺りに持って来れないかと色々テストしました。ステレオで聴こえるのはなぜか?そのときの結果ですが、(メモを残している訳でないので記憶です)
1、顔・頭の形・・・左右の時間差を耳が感知し上方、下方、後方など感知する。と感じました。
2、簡単なダミーヘッドを作りテスト・・・結果、頭の中でしか定位しない。失敗。
3、ヘッドホンを掛ける位置・・・微妙に上、下、前後とずらしテスト。定位位置が変ります。頭の中から出ることはありません。当然ですが。
4、ステレオ装置で聞きながら耳たぶの形を変える・・・F特が、特に高域が驚くぐらい変ります。
その時の結論ですが、(私のオーディオ人生にかなりの影響を受けたことです)、個人の頭、顔、耳などの形、構造などでそれぞれ音の受け取り方が違う、。(他人の装置を批判してはいけないと感じました。個人個人違う訳ですから)
音の方向感覚は毎日のデータの蓄積によるものでそのデータは微妙な耳の形までも含めてのデータであるということでした。
これほど個人のうけとりかたが違うと語り合うべきオーディオの話も限られてくるような気がします。
(169)08/19_12:51
定位位置と言う言葉を改めます (タムさんす)
定位位置と言うと音源の定位の事となり、必然的にツィーター、反射等などが連想されてしまいますので表現を変える事にしました。上手い表現が見つからないのですが、音が纏わりつく場所と言った方がこの場合正確です。そのような視点でテストされる方はやってみてください。音源はいろいろな物を試してみると良いと思います。(テレビ、ラジオ等)
それから、せっかくのオカルト板ですから、常識にとらわれない発想でテストしてください。