(177)08/21_02:29
Re・オカルト(落とし穴がひとつありそう) (川本@西東京)
上野さん、みなさん、こんばんは。
>・理論的に説明が付いて、音がよくなる
→みんなで実践するべき、すばらしいノウハウ
>・理論的に説明が付かないが,音が良くなる
→オカルト!!
思わず納得、その通り。と言いかけたのですが、落とし穴がひとつありますね。
すなわち《音が良くなる》です。ここが一番議論されるところで、全員が認めれば良いのですが「良くなる」「変らない」「いや悪くなった」というのが現実ではないでしょうか?
「奇麗な音になった」も「元気がなくなったね」「色気がなくなったね」と評価されやすいし・・・人間の感性の部分は計測不可能ですよね。きっと。
(179)08/21_10:52
明らかなオカルトとそうでないもの (タムさんす)
田村です。
明らかなオカルトとそうでない物を区別する事から始めないと混乱は増すばかりと思います。
最初に明らかなオカルトの例ですが、御払いしたシールを貼ると音が良くなるとか、WEの部品を使うと何でも音が良くなる(何でもの部分がオカルト)とか、いろいろと見つかると思います。
次に区別がされていない分野があります。例えば、ケーブルによる音の違いとか、トランジスタアンプの音の違い、等などです。これらの事象は理論的に説明がつく可能性があります。
さて、明らかなオカルトの例を観察すると解かりますが、これらは最初に言葉による知識から始まっています。それで、その知識を使って体験を説明しているわけです。これは、下手な幽霊の話しとか迷信と同じ構造ですね。一部の変な人を除いて明らかにオカルトと解かる事は良いのですが、グレーの部分が厄介です。これに対する対策は区別をする事と思います。特に体験の部分と知識の部分の区別ですね。多くの場合無意識に知識優先の判断をしている事が多いと思います。
(183)08/22_16:46
Re・明らかなオカルトとそうでないもの (川本@西東京)
こんにちは。私の考えを少し・・・。
>明らかなオカルトの例ですが、御払いしたシールを貼ると音が良くなるとか、WEの部品を使うと何でも音が良くなる>明らかなオカルトの例を観察するとそれで、その知識を使って体験を説明しているわけです。<
○ お札を貼ったら音が良くなった。電気工学?的には説明できませんが、精神医学的には正しいかもしれません。現在ではオカルトでしょうが医学的に証明出来ればオカルトではありませんよね。
「エルメス」や「グッチ」というお札を貼るとバカ高い値段でも買いますから。
WEの部品で組むとその人は本当に良い音に聴こえるのかも知れませんね。
>グレーの部分が厄介です。これに対する対策は区別をする事と思います。特に体験の部分と知識の部分の区別ですね。多くの場合無意識に知識優先の判断をしている事が多いと思います。<<
○ 同感です。
オカルトの目的ですが《自分の求める音を実現するための手段である》と私は考えます。すると必然的に知識の追試験、自分の目的に合致するか厳しい判断が行われます。自分が聴く訳ですから誤魔化し摩耶かしは通用しません。
○ 現状に満足出来ていればオカルトの必要は無いわけですし、「気分転換にケーブルでも替えてみるか」で良いと思います。オカルトを楽しめば良いと思います。
まとめますと、《本人が音が良くなったと実感できればオカルトではない》
《本人が実感できなければオカルトである》
一つの事象で答えが二つ出るわけですが、それで良いということでは?
オーディオを複数で聴く時代なら問題でしょうが、個人の時代ですから上のようなことでよいのでは?如何でしょう?
(184)08/22_23:15
オカルトが悪いわけではありません (タムさんす)
田村です。
オカルトは悪いわけではありません。理由がわからなくても使う本人が満足するならそれで良いのです。私も秘密のコンデンサ等使っていたりします。
問題はそれらしい知識が邪魔をしてそのまま聞く事ができなくなっている事です。例えば、ある回路では低音が出ないと信じると、実際に出ていても聞こえない事があります。私たちは全てを聞いているわけではないのです。耳は聞く能力を持っていても聞こえなくなるのです。特に、オーディオを趣味としているわけですから余計に多くの知識が詰まっているわけです。ですから、全くオーディオに関心が無い人より、私たちのほうが聞こえなくなっている可能性があると言う事です。
では、如何したら良いのでしょうか。
(186)08/23_01:02
耳の能力 (川本@西東京)
>耳は聞く能力を持っていても聞こえなくなるのです。<
田村さん、まったくその通りです。人間の聴力の不思議。沢山有ります。
よく知られているのは音楽の例えばジャズトリオの一つの楽器だけを追える。雑踏の中で知人の声だけ聞き取れる。会話が出来ると言う意味です。
最近私は人間の耳は周波数も補整して聴いていると実感しています。それは確信に近いと感じています。
自分の装置だけで聴いていると低音が出すぎだと感じると無意識に低音以外の部分を聴く。すると音楽的にバランスするので同じ装置で聴く時は自然に低音を無視するようになります。
その耳で他の装置を聴くと低音不足に感じます。私の裸SPで感じたのですがしっかり低音が聞こえます。ですからいろんな装置、或いは標準の装置で時々耳のF特をノーマルに戻すこと。ですね。
(188)08/23_11:21
聞き比べのときオカルトは? (川本@西東京)
耳の能力。優柔不断。いい加減。人それぞれ。
そんなことを踏まえてオカルトを考えると、アンプの聴き比べなど多数で聴く時はある程度の共通認識は必要ですよね。そのためには個別具体的に議論するしか無いような気もしてきました。
1、機材のウオーミングアップ。(30分経過ぐらいからアンプの音が安定)
2、電源用テーブルタップの使用。(電源からの悪影響を軽減する)
3、ケーブルの選択。(アンプの音の微調整、個人使用を認めるか)
4、初期慣らし済みのSPの使用。(会のSPですが、このままで行くのか)
私は個人的にはオカルトでは無いと考えていますが、なぜややこしいことをぐちゃぐちゃ言うかと言いますと、折角の自作アンプですから、出来るだけ良い条件で皆さんに聴いていただくのがよりベターと考えるからです。宜しくご検討いただければと思います。