(434)05/17_22:46
re:これこれ (石川@八野)
タムさんす さん、こんばんは。
222uFは可動部の質量、53.7Ωは機械系の制動抵抗、71.3mHはエッジ、ダンパのコンプライアンス、8Ωはボイスコイルの抵抗です。100Ω100uHは僕が高域のインピーダンスをつけるために入れたものです。
質量にばねとダッシュポットが並列につながっていてその質量を力で押しているというイメージです。
(435)05/18_10:38
バイアンプ駆動の弊害 (村田@熊本)
石川さん、タムさん、皆さん、こんにちは。
2台のパワーアンプには全帯域信号を入れ、スピーカ側のLCネットワークで
低域と高域に分割しスピーカを駆動する方式のバイアンプ方式が一時期ありま
した。この方式では、アンプ側からスピーカ側を見たインピーダンスが変動し、
ここで述べられた以上に負荷線が大幅に変動します。
何でもかんでも、コストのかかる方式が良く聞こえると言う心理を利用した
悪い方式でしたね。アンプを壊しそうになった方もいます。用心しましょう。
<タムさんへ>音圧特性まで等価回路で表すのは無理と思います。
では。
(436)05/18_10:39
具体的になるといろんな洞察が・・ (タムさんす)
石川さん、おはようございます。田村です。
いろいろとありがとうございます。
間に入っているLと抵抗ですが、高域のインピーダンスが高くなるためには必要ですよね。そのために入れたとの事ですが、実際のSPでも同様のLに相当するものが入っていると考えた方が自然ではないでしょうか。実際単発信号をSPに入れると、停止後も音は止まらず、尾を引きますよね。もし、SPが並列共振回路だけなら、低インピーダンスアンプの無信号でショートすると、尾は引かないはずです。尾を引くという事は、このようなLが入っていなくてはなりません。その上で、直流抵抗の8Ω以外の抵抗に発生した(2本ありますが)波形に近いものが音波と考えてよさそうと思います。極端な例ですが、電圧アンプと、電流アンプでこのモデルを駆動すると、音波となる波形の元はずいぶんと違うのではないかと考えています。
村田先生、SPのモデルですが、このLはSPの構造の何に相当するのでしょうか??(興味津々)
さて、このモデルを使ってSDに関しても測定してみたいですね。(お願いばかりですいません)
以上宜しくお願いします。
(437)05/18_10:43
完全にモデル化はできないと思いますが (タムさんす)
村田先生、田村です。
完全にモデル化はできないと思いますが、今までの抵抗と並列共振だけよりずっとそれらしくなるかと思います。でも、近いものであればそれなりに有意義かと思いますが如何でしょう?
(438)05/18_12:01
スピーカ等価回路 (村田@熊本)
田村さん、皆さん、こんにちは。
アンプの動作を見るには、スピーカのインピーダンスモデルで十分でしょう。
音圧特性までは不要ですし、この実現は困難と思いますが、バスレフの
音圧特性を計算した例は見たことがあります。昔のMJ、ラ技を見てください。
バスレフのインピーダンス特性までは、昔やりました。
Lは単純に、ボイスコイルのインダクタンスでしょう。
実際のスピーカではfo付近の特性は入力の大きさで変化します。
では。
(439)05/18_12:42
やっぱりボイスコイルですか (タムさんす)
村田先生、こんにちは、田村です。
やっぱりボイスコイルですか。うーむ、意外と大きいのですね。(今度実測してみます)
等価回路ですが、アンプの動作だけ見るなら、通常の回路で十分と思います。只、聴いてなんぼですから、耳の手前までそれらしいモデルを考えていく事は必要かと思っています。(オカルトをそっとしておくと言うのも良いですが・・)
たぶん、スピーカーメーカー等はずっと精密なモデルを持っているのだと思いますが、きっと公開されないでしょう。一方でスピーカーの部分が最も後れているのも事実かと思います。そこに光を当てる事も考えては如何でしょう。
(440)05/18_13:14
機械的なものも (松田)
ダンパーやエッジ,振動系の質量もLに寄与しているということはないですか.