(86)07/26_16:03
希望は持てますね (川本@西東京)
>下手な設計の石アンプ世に出回っているアンプの大部分がそうだ、より真空管アンプの出力抵抗が高いため逆起電力を燃やしにくいんだ。
>私は電流アンプ持っている。感じすぎで困るときもある。
多賀さん、こんにちは。
希望の持てるコメントです。ありがとうございます。電流アンプ(もちろん石ですよね)聴いてみたいですね。心に迫って来るような音ですか?好きなんですよ。《石に恨みはないけれど返しておくれ人生を》てな気分なんですよ。トラウマですかね、石と聞くと拒絶反応を起こしてました。良い石の音を聴けば治るかも知れません。
(90)07/26_21:02
計測内容を見直す必要が・・・ (宇多@茨城)
40年前は、真空管式の自作装置でアナログレコードを聴いていました。
20年前、ハープシコードやピアノの再生にワウが無くなることを期待して CD プレーヤを買いました。 同時に更新した装置はメーカー製石アンプに 3way、確かに再生品質は上がって「ちょっと聴き」はよくても、薄っぺら。 アンプと SP が問題だったようで 6F6GT 三結無帰還 pp(オルソンまがい)に CD プレーヤを直接続、コンポの SP とは全く造りの違う、取りつけ直径の 70% のマグネットを持つ某社 20cm フルレンジ SP の密閉箱でやっと納得。 当時、高校生だった子供がブラスバンドで何かを吹いていて「音が全くちがう、何故?」と識別、以来彼も真空管アンプ一本です。
その後上條氏の超三結回路に着目、試作と変形を重ね「局所 NFB による電圧振幅抑制型電力増幅回路」と判定し積極的に採用、信号の頭がフッ飛ぶ・・・これを識別しない人が結構多いのですが・・・過渡特性が問題となる従来回路は一切やめました。
従来から行われている、連続サイン波の定常状態によるF特と歪率の計測は、過渡信号の連続である音楽とは全く別物。 過渡特性は明示されず、主用途である音楽再生の要求仕様も不完全だけど、それに応えるにも不完全と理解しました。
また聴覚での歪みと計測による歪みとは不一致であり、計測上ではかなりの歪みも耳では許容する一方、計測上でわずかでも耳ざわりな歪みもあり、その関係はアンプ素材にも関係、真空管式が聴覚との親和性があることを、実験的に比較を通して知りました。
(99)07/27_20:37
Re・計測内容を見直す必要 (川本@西東京)
>また聴覚での歪みと計測による歪みとは不一致であり、計測上ではかなりの歪みも耳では許容する一方、計測上でわずかでも耳ざわりな歪みもあり、その関係はアンプ素材にも関係、真空管式が聴覚との親和性があることを、実験的に比較を通して知りました。<<
宇多さん、みなさん、こんばんは。
私は特性の良いアンプはさすが歪の少ない奇麗な音がするが、整形美人。五感に訴えるモノが少ないと思いますが、まったく個人の聴感(感性)によるものかも知れませんね。整形美人(良い意味で)をたまらなく 良いなと感じ入って聴く方も結構いらっしゃるのかなと、熱く聴き込むのではなくさらりと聴きたい人も・・・何だか分からなくなって来ますが、語り尽くせないもの。ですね。
(106)07/28_21:09
石のアンプの問題点・A (川本@西東京)
A《 直接音が弱く間接音に支配される 》
左右SPの中心で、じっと頭を固定しないとステレオ感が得られない。(@のドライブ能力と関係あり、かも?)
部屋の定在波の影響をもろに受ける。(音の強弱を出しにくいため殆んどが間接音となりステレオ感を阻害し定在波ばかり目立つ)
(108)07/28_21:32
石のアンプの問題点・B (川本@西東京)
B《 大きな音は出るが、力のある音は出ない 》
音楽の切れを求めるとどんどんヴォリュームが上がる。(以前良い音のジャズ喫茶があり、久しぶりに聴きに行くとアンプが石に替わっており、実際に耳が痛くなる大音響。店主に尋ねると客の要望であって、これでも小さいと言われるそうです。私はただ唖然)
(215)09/23_14:36
トルクの話 (一庵)
>川本@西東京さんへ
変な所に首を突っこんでもいじめられないくらいの入れ知恵です。
+----R1------+
| |
E R2
| |
+------------+
この回路でEは電池、R1、R2は抵抗です。
ここで、
R2の両端の電圧はVo=E×R2/(R1+R2)です。
流れる電流はI=E/(R1+R2)
です。
ここで、R2はスピーカで置き換えて考えます。
普通のスピーカに発生する力FはF=kIで、電流に比例した
力が発生します。(ここでkはSP固有の定数とします。)
以上から
SPに発生する力はF=kE/(R1+R2)で表せます。
多くのトランジスタアンプは回路形式及びデバイスの特徴を
生かして出力インピーダンスを低くするため、R1がほぼ0になります。
そのため、上の式はF=kE/R2で表せます。
実際のSPのR2は一定ではなく変動するため、R2が大きくなると
Fが小さくなります。
真空管アンプのように出力インピーダンスの大きな
アンプをつなぐ場合はトランジスタアンプのようにR1を無視出来ませんから、
F=kE/(R1+R2)のままでSPのR2が変動してもFの変化する割合は
トランジスタアンプより小さくなります。
今月のトランジスタ技術にのった電流駆動アンプの場合はR1が∞ですから、
F=kE/R1となり、R2が変動しても一定の力を発生します。
こう見ると、電流駆動アンプ>真空管アンプ>普通のアンプのように
感じますが、
今までの話はSPに発生する力であって、音の大きさとの関係は
また別の話(まだまだ機械→音響系の長い道のりがある。)です。
一般的なSPをつないだ場合、結果的に
電流駆動アンプ>真空管アンプ>普通のアンプの順で
低温の音が大きく聞こえます。
ここいら辺が、川本さんが真空管アンプの方が野太く
トルクが強いと感ずる原因の一端をになっているのではないかと思われます。
しかし、実際にどうかは御自分で試してみない事にはわかりません。
村田@熊本さんがこの実験には詳しいでしょうから実験方法をうかがって
試してみるのはどうでしょうか?
あるいみ、事実及び解釈は間違っていたとしても、主観は議論の立ち入るスキのない
部分ですからこの手の実験は意味があると思います。