(1326)11/27_01:44
実は・・・ (うだ@茨城)
いえいえ「SD挿入=>電源回路の定電流性」の提起ではなく「PP 回路にては、低音が膨れる効果が、電源回路の定電流性と何らかの関連性があるかもしれない」の次元でして、更に「シングルに拡張適用できる可能性」も実は?ですが。
私のシングル・アンプでの SD 実験経過では、まず各種整流管を試し、6BY5/ 6AX4GTB 等は内部抵抗が高すぎ、6AS7-G(D接続)/ 6CA4 (各パラ電圧降下 1V 程度) でも NG、結局 1N4007 になりました。
一般にインダクタンスが少ない OPT の方が SD 効果が顕著であり、また電源出口Cが巨大な方がより効果があるように感じられます。
終段管のカソードでは逆流しないから元来 SD 機能をもつ訳であり、更に SD 挿入にて終段回路は信号源+負荷が二つのダイオードで電源に接続された状態。
二重の逆流防止 (および巨大C) にて効果があるとすれば、電源は信号スルーに近く、音楽信号などのトランジェントで発する信号源+負荷間のミスマッチは信号源+負荷が背負ってそれぞれ熱と音に変えるのかもしれません。
(1327)11/27_23:01
逆流防止 (村田@熊本)
うださん、皆さん、こんばんは。
詳細な議論は分かりませんが、「逆流防止」の動作をしているのでしょうか。
SDには音声信号の逆流防止をしていないと思うのですが。
SDは単なる非線形抵抗で、しかも負荷や出力管の抵抗に比較すると無視できる
程度ではないでしょうか。
(1328)11/28_04:51
無視できない程度の可能性も (うだ@茨城)
こんにちわ
(1) 電源回路の影響
音質への影響を考察した結果、ねらう効果は同一のようです。
● 定電流性の電源:センターチョーク、リップルC減
アンプ本体(出力信号源+負荷)に並列に接続して
定電流性にて信号ループからアイソレート、影響を減らす
● 大C装備の電源:・・・リップル・フィルタ出口に巨大C
信号ループに直列ながらパススルーさせ、影響を減らす
(2) 非直線性効果
広義の非直線性には逆流防止・・・整流作用も含まれますが、それによる効果ではなさそうです。 整流管 (または二極管接続) および Si-Diode による SD 動作比較では音質が異なったので、非直線性のパターン差が想定されます。
(3) 再現可能性
効果あり(好ましい)/不明/なし・・・との(報告的)記述が混在する現状から、それぞれの追試験環境での OPT/スピーカ/電源回路等の特性との関連が想定されます。
さらに追試験に併用される、過渡的信号の音楽により頻発しうる動的インピーダンス不整合の影響も想定されます。
複数要素の組み合わせ実験により再現・確認される可能性があります。
(1330)11/28_17:55
特に考えもせずに使って きました… (せきぐち@舘林)
お題目の ダイオードの件ですが 特に難しいことも考えずに 使ってまいりました。
2006年のA&Vフェスタの2A3にもその数年前から使ってきました。
いい感じで 動作してます。
エレキット:TU−879R(内田亭にあります)にも 使っています。何気にやって いたんですが 難しいことは、考えたこともないのです。
(1331)11/29_12:27
電源回路の影響 (村田@熊本)
うださん、皆さん、こんにちは。
>(1) 電源回路の影響
> 音質への影響を考察した結果、ねらう効果は同一のようです。
>● 定電流性の電源 ● 大C装備の電源
以上の効果は、常識的に言われており、分かります。
しかし、これらとストッピング・ダイオードとの関連が分かりません。
(1332)11/29_22:54
Re:電源回路の影響 (うだ@茨城)
こんにちわ
● SD なしの場合
定電流性電源/大C電源ともに「信号に対する電源の影響減らし」の
ネライおよび効果は類似のものと考えます。
● SD ありの場合
(1) 定電流性電源では、
信号成分はアイソレーションされる前提、SD を電源回路に挿入しても
SD 効果は少ないものと考えられるも、実験・確認を経ておりません。
(2) 大C電源では、
電源回路は、信号に関しては近似的に大Cと SD にて構成され、
SD 効果が現れやすいものと考えられます。
(1333)11/30_17:48
Re:電源回路の影響 (村田@熊本)
>● SD ありの場合
>(1) 定電流性電源では、
> 信号成分はアイソレーションされる前提、SD を電源回路に挿入しても
> SD 効果は少ないものと考えられるも、実験・確認を経ておりません。
定電流源に直列に何を入れても効果がないことは周知のことだと思います。
>(2) 大C電源では、
> 電源回路は、信号に関しては近似的に大Cと SD にて構成され、
> SD 効果が現れやすいものと考えられます。
出力回路全体には大CとSD以外に出力トランスのインピーダンス(負荷抵抗を1次側から見た値)
と出力管の抵抗が直列に入ります。
トランスのインピーダンスが2kΩ、出力管の抵抗が1kΩ程度とした場合、SDの
抵抗の変化分は非常に小さいと思います。
そこで、これが測定上、小さくないと言うか、これくらいと言うデータをお持ちでしょうか?
現在は手元に測定器がありませんが、私も何とか工夫して実験してます。