折りたたむ
オーディオアンプは作りませんでした。そこまでは、とても経済的余裕はありませんでした。
しかしながら、受信機や送信機など、少しは真空管回路の製作経験はあります。
また、現在趣味として、管球ラジオ、マイコン応用回路などを製作したりしてますので
少しは手持ち部品がありますし、若干の測定器などもあり、趣味的に観測できる環境は
ありますが、歪率計等まではありません。
私がこのような環境にあることは、ある人に話しましたから、初めてアンプを作った人
に厳しいことを言うというより、理解できるとみなしたのではないかと思います。
あるいは、初めてだとは思わなかったのかもしれませんね。
また、3極管の無帰還アンプとの聴き比べでしたので、音の違いがハッキリしました。
ただ、トランス等、部品がとても高価なようでしたから、その回路のアンプが全部繊細な
音を奏でるとは思えませんが、興味ある音でした。
現在私の超三結アンプと比較するためには、同じ部品で三結にした古典回路式アンプも作って
みたいとは思います。
今回、私がしでかした大きな過ちは、不完全な状態、その時はそうは思いませんでしたが、
そのようなものを聴かせてしまい、皆様方にご迷惑をおかけしたこと、
また、ある人に対して、超三結回路方式の音に誤解を生ませてしまったことですね。
その方は大変勉強家ですし、WE等の高価部品も多数持っており、決して古典回路だけに
拘っている感じてもなさそうですから、いずれご本人の追試により、今回とは異なる
インプレッションを抱くことになると思います。
完成したばかりで嬉しいときは、私の場合なかなか自分では判断が付き兼ねますが、
その時は実際そうでしたので、鋭い指摘に感謝しています。
繊細な音が出なかったのは、手持ち部品の利用により、初段のSRPP増幅回路の上側と下側を
かなりのアンバランスにしてしまい、ソースバイパスコンデンサを取ってしまったことが
まずいのかと思い、初段を真空管にしてみたり、色々といじっていて、好きな感じになったので、
アンプ作りとは面白いものだなと興味を深くしているこの頃です。
それならば、下側を6AV6にし、上下とも三極管にしてみたら等、色々とやってみたいことが
あります。(6BM8-Tは6AV6と同じようだったという記憶があります・・・?)
ということで、全ての責めは私にありますので、どうかある人を責めないようお願い
いたします。
先ほどまでは、初段は6AU6でした。
ジャズボーカルを聴いていて、女房殿が『ピアノの音がおかしい、音が暗い、ボーカルが引っ込む』
というし、言われてみて、それに気付く始末で、FETにしてみたら、この方がいいというので、
またFETに戻しました。ん〜、いずれにしても6AV6等三極管の音は聴いてみたいですが。
初段も真空管にしたかったので、7ピンmTソケットを配線してあり、そこにFETを差し込んで、
バイアスは外から調整できるようにしてあります。
宇田さん、お言葉ありがとうございます。
HPを拝見させていただいております。
ラジオ等のAF出力(42,6ZP1,6AR5等)で、カップリングにf特性を持たせたりして、色々とやって
いましたが、今回、迫力ある音が出たので、正直驚きました。
スピーカーの件に関しては、1次側5kΩ2次側8Ωの固定トランスなので、残念でしたが
負荷インピーダンスを変えて試せれば良かったかなと思います。
また、今回、超三結アンプを作成したのは、宇田さんのHPの影響が大変大きかったです。
どうしても、古典回路の場合は、電源回路インピーダンスも含めたオールオーバ的な設計が
必要だそうでして、そのためなかなか踏み込めないでいたのです。
超三結の場合は、電源インピーダンスは低ければ低いほど良いのではないかと思い、
CVCC電源を用い、さらにアンプ内にも22μFを入れ、B電圧をオシロで観測しても、
AF信号は認められない状態にしてあります。
アンプ部と電源部を切り分けて考えられるならば、それは経済的にも有利だし、色々と実験する
ことが面白くなると思いました。
田村さん、三土会へのお誘いありがとうございます。
今週とのことですが、申し訳ないのですが、色々と用事がありまして、参加できそうにありません。
また機会がありましたら、宜しくお願いいたします。