折りたたむ
@の問題もいろいろな可能性があるのですが、ひとつには、理論と実際の回路とのずれが、動作原理自体が、多くの場合に近似理論であるということがあげられましょう。現在、一部で話題になっている相対性理論ですが、あれだって、近似理論で、計算の途中で無視するファクターがあるわけです。卑近な例では、動作曲線と真空管の設計誤差・個体差などもあるわけですね。オームの法則だって、量子論を考えればあやしいものです。そのあたりは、古典力学が相対論から見ると近似計算だったというのと同様なのかと。
もうひとつは、量子効果ということです。量子効果がオーディオなどの巨視的な結果で観測されるのかどうか、ただし、オーディオの世界は、100dBの差とかを扱うので、場合によっては認識可能なのかも知れません。
大体よく分からないのですが、光も電磁波の一種であるとされるのに、光については粒子論の前提となるエーテルについて否定的で、電子の挙動は自由電子だというのは矛盾しないのでしょうか?直流は、粒子だが、交流になると波動だというわけでもないでしょう。
100dBの差は、凡人でも結構認識可能で、簡単な例は、ノイズです。だから、スピーカーのコーンとコイルの質量が20グラムだとして、それらが振動する反対方向に動いている、バッフルならびにボックスの振動その100dB以下に押さえ込むには、2×10^11 グラム=20万トンつまりタンカー一隻分以上のマスないしはそれに匹敵するだけの強度が必要だということ、でしょうか?
逆に、ミクロに100dBの世界に潜っていけば、量子効果も認識不可能ではないように思います。
いい加減なこと書いてすみません。