折りたたむ
約半年間、エージングを兼ねてヒアリングしていますが、この2台は微妙に音が違うのです。友人にも聞いてもらい、やはり私と同意見です。1台は「サシスセソ」がどうもガサついています。両者の違いを究明したところ、電源SWの両端子にセラミックコンがあるかないかだけです。タムラの2KV0.01μの青色の平凡なものですが、どうやら、1台は取り付けを忘れていたようです。
まさかと思いつつ、このコンデンサーを付けると明らかに「音が滑らか」になり、2台のアンプに違いは感じられません。
たかが電源SWですが、AC電流(通常時0.5A)が流れ、1秒間に60回も電流方向が逆転することでノイズが発生していたのかと改めて驚いているところです。もっと接触圧の大きい高級SWを使っておればこんな経験は出来なかったと思っています。そう言えば、以前に『ラジオ技術』にヒューズの両端をコンデンサーでパラうと音質が改善されるとの投稿があったこと立読みしたことを思い出しました。