昔磁気テープを作っていたころの知識で、磁性体は非直線ひずみ部分があるのでバイアスをかけてひずみと効率の改善を図っていました。トランスの鋼材もわずかですがこの性質があって、某トランスメーカーの元社員はわざわざ出力トランスにDC流していたそうです。これをきいて手持ちのトランス付きアンプの出力段の空きタップ間にDC(1MA)を流して音の違いを聴いてみました。効率はわずかに下がりますが、心なしか音がよくなったようです。でも人には進められませんね。
大橋さんこんばんは土屋@埼玉県です記憶が定かではありませんが、テープレコーダーは50khz位の高周波をバイアスとして使ってたような気がします、もしかしたら同じ様な方法で音質改善ができたりしませんかね?
土屋さんこんばんは。はいテープレコーダーは磁性体の初期磁化曲線ひずみを回避するためにACバイアスをかけています。ふとこれを思い出してアンプの出力に高周波を乗っけてみようかと思いましたが、NFアンプじゃ無理だしと思案していたところ、デジタルアンプをフィルタなしでトランスにつなげば同じ効果が出るかなと思いました。でももう何をやってるのかわかりませんね。
面白い実験ですね。 MCトランスでコアが帯磁してる場合だとサイン波の山が尖ってきて目でも見えそうな変化が出ますが、タップにバイアスを掛けると、インダクタンスが減って、さらに波形のどっちか片方だけが尖ってきて上下非対称になりそうなので、結果的に偶数次の歪みが増えてイイ感じに変わるというのがコトの真相ではないかと勝手に想像してます。
またまたテープレコーダーの話です。交流バイアスが発明される前は、直流バイアスをかけてBHカーブの片側で録音再生してましたが二次ひずみバンバンでいい音だったのかもしれませんね(笑)
バイアス用ヘッドを使う方法もありましたね。カセットには使えないですが....。
ありましたね。赤井電機の特許で同社製品しか使っていませんでしたが。ACバイアスを録音信号より手前にかけて、ACバイアスによる高音域の減衰を防ぐものです。よくご存じっでしたね。
こんばんはバイアスで盛り上がってるところ恐縮ですが、元々の1mAのDCを流す案、というのはB/Hカーブが右か左にシフトするだけで歪み改善にはならない様な気もしますがどうなんでしょうかね。それよりもシングルアンプトランスみたいに広いギャップを設けた方がB/Hカーブの嫌らしい所が見えにくくなるのでいい音になったりしませんかね。トランス自体の歪みはキチンと使えば0.01%位は楽に行けると思うのでもっと高く評価されても良いと思っています。